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Nonyのエンジニア転職研究ブログ

採用動向、転職ノウハウ、採用の本音、ちょっと耳よりな情報など・・・
エンジニアの転職にちょっとだけ役立ちそうな情報を提供していきます。

ここ最近、スマホートフォンアプリ開発のエンジニア求人が多いのは確かなのですが、実際にどれくらい多いの? 
ということが自分自身としてふと気になっていましたので、数値をグラフにしてみました。


次の円グラフは、ある転職サイト上で掲載されているエンジニア(SE・PG)の求人のうち、スマートフォンアプリ関連のエンジニアの求人の割合を示しています。


スマートフォンの求人件数


12%かぁ・・・


あくまで私個人の意見ですが、12%という数字、とっても大きいと思います。


エンジニアの求人といっても、業務系からWeb、ガラケーのアプリ開発など、色々な求人があるわけですが、そのうちの12%がスマホ関連の求人というのは、少し多すぎではないかと感じるくらいです。
単純に考えると、エンジニアの求人が100件あったら、12件はスマホアプリ関連の求人ということになります。


スマホが世の中に登場してまだ数年足らず。自分の周りでも使い始める人が増えてきたのは、ほんとうにここ最近という感じ。


そのようなことを鑑みても、スマホアプリのエンジニア求人がいかに多いか、そして色々な企業でこの手の人材を採用するのにいかに苦労しているか、ということが伺えるかと思います。
前回、「ソーシャルアプリ開発が盛り上がっている」という内容のブログを書きましたが、そのことに関連して現在Web業界では、SAPの求人が増えています。


・・・なぜWeb業界でSAP?


と思った方もいるかもしれませんので、ここで少し補足。


ここでいうSAPとは、Social Application Provider(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)の略称で、ソーシャルアプリを開発している事業者(法人・個人)のことです
(ERPで有名なSAP社のことではありません)。


mixiアプリの「サンシャイン牧場」を開発した「Rekoo Media Inc.」(中国)は、最も有名なSAPの1つです。


SAPは、ソーシャルアプリを開発して、それをSNSに提供するのですが、そのアプリ(ゲームなど)がヒットすれば、大きな収益を得られます。
1発当たれば大きいということですね。


そのためか最近は、ソーシャルアプリ開発事業に進出する企業が増えており、本来はメディア運営やWebマーケティングなどの事業を展開していた企業が、SAPへと業態を変換するケースもみられます。


最近は色々な転職サイトで、SAPの求人(ソーシャルアプリ開発/SE・PG)をよくみかけます。


要件としては、何かしらのWebプログラミング経験(Java、JavaScript、PHP、Perl、Python、Ruby他) が求められますが、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?
一昨年あたりからでしょうか、テレビをつけると、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のCMがほんとよく放送されてるなーと感じるようになりました。
少し前だったたら、消費者金融のCMがバンバン流れていたのが印象的です。


世の中不況だと言われていますが、いつの時代も「儲かっているところは儲かっているんだな~」と思いながらいつも見ています。


でもSNSがテレビCMを流すのって、日本特有のことらしく、海外ではあまりないらしいですよ。
SNSがテレビCM?外国人が信じられない理由」 (参照元 : 日経ビジネスオンライン)


PC画像


とまあ そんなことはさておき、SNSにはいくつかの種類があって、運営する企業によってSNSのタイプが異なります。


一番有名なのはFacebookですが、私個人的にFacebookは、プロフィールを実名で登録するということもあり、実社会(プライベート・ビジネス)の友人・知人との繋がりを深めたり、ネットワークを広げることに適しているサイトだという印象があります。


一方、日本のSNSは匿名のものが多く、仲間とゲームで対戦したり、自分の好きなアバターを選んだりして楽しめるのが特徴で、エンタメ色が強いな、という印象があります。


後者の場合、SNS企業の売上げは、ゲームやそれで使用するアイテム、アバターなどに課される月額利用料が大半を占めます。


特に現在はゲームがものすごい人気で、SNSの機能や情報を利用したゲーム(ソーシャルゲーム/ソーシャルアプリ)の開発に力を入れている企業が多くあります。


またSNS運営企業は、Webサイトのプラットフォームを公開することによって、自社開発だけでなく、外部の開発者が作ったゲームもサイト上で利用できるようにして、ゲームのラインナップもどんどん増えています。


Web業界ではソーシャルゲーム/ソーシャルアプリの開発が盛んであるということは、当然、それに関連する人材のニーズが生まれます。
つまり、いまWeb業界では、ソーシャルアプリの開発エンジニアの求人が多いのです。


一部のIT企業では、ソーシャルアプリ開発ができる優秀なエンジニアには、数千万円の報酬を支払う事例もあるんだとか、 ないんだとか・・・。