destruction
人類は滅びるしかないのか・・・か
ビートたけしはいつもきわもの担当だな。
だが・・・必要な議論ではあるだろうな。
勝手な推論で言うならば、滅びるよ。
いつかは、だが。
地球が超新星となって爆発するまでの時間を科学者が割り出してはいるが、
所詮それは人類種のアイデンティティーに過ぎない。
母なる大地に大穴を穿ち、地下資源を吸い上げるだけでは飽き足らずに、
大気・大地・海を汚し尽くし、更には食物連鎖の環をも破壊している。
人は死して土に還り、その土壌に草木が芽吹き、
それを食んで動物・生物が育ち、人類はその動物・生物を食べて生きてきたのだろう。
その環は何処へ消え失せたか。
人は死しても土に還らず、草木が茂る大地を砂漠へと変貌させ、
何種類もの動物・生物を絶滅させて、食する種のみを歪に繁殖させてきた。
この根源に根差すものは人類種の繁栄に他ならない。
人は増えた。
増え過ぎた。
あまりの個体数の多さが全てを狂わせている。
本来少数であるはずのヒエラルキーの頂点が、圧倒的に多数なのだ。
ピラミッドを逆さまにした画そのものだ。
人類は既にほとんどの動物や生物と共存できないだろう。
共存する為には数を大きく減らし、文明レベルを下げるしかないだろう。
数は六十分の一、文明レベルは石器時代から中世までが限界だろう。
そんなことができようはずもない。
とうに手遅れだ。
ただ、これは無能な俺が出した結論だ。
というのが救いだな。
もっと有能な人間が、全てが上手くいく方法を考えついてくれればいいな。