何を秘密にしたらいいか

発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によってソーシャルスキルに弱点がある子供の場合、大切な人の秘密をだれかに話してしまいトラブルを招いてしまう可能性があります。

このようなコミュニケーションのトラブルが発生するとネガティブな感情を蓄積させ、不登校や登校渋りのきっかけになりえます。

今回は、どんなことを秘密にしたら良いのか考えてみましょう。

 

次のことは秘密にすべき?

次のことは人に言っても良いことですか?それとも秘密にしたほうがいいことですか?

 

  1. 土曜日にAさん家族とボーリングに遊びに行ったこと。
  2. Aさんのお兄さんが中学受験に合格したこと。
  3. Aさんがボールを投げる時に転んで泣いてしまったこと。
  4. 帰りに食べたステーキがとっても美味しかったこと。
  5. Aさんのお父さんとお母さんが大喧嘩をしだしたこと。

 

秘密にした方が良いことのポイント

さて、答えですが、、、①②④は言ってもいいこと、③⑤は言わない方がいいことですね。

秘密にするべきポイントは、「話に出てくる人が悲しい、恥ずかしい、怒りたくなるようなことは言わない」ということです。

人の秘密をバラしてしまうと、デリカシーのない人やトラブルメーカーと誤解されてしまい、周囲と信頼関係が築けなくなってしまいます。

 

まとめ

他人の秘密や失敗談で笑いをとるということはよく見られますが、それはテレビの中でのやりとりであり、また親しい間柄だからこそ成り立っているものです。

安易に真似するのではなく、「相手を傷つけてしまわないかな?」と自問自答してみる癖をつけましょう。

次回は「友だちのものを壊してしまったら」を取り上げます。

 

 

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