おはようございます。和田です。
今日は、一つ質問があります。
最近良く耳にする「ブラック企業」という言葉は、差別用語なのでしょうか?
東洋経済オンラインにアップされた記事が、話題になっています。
「ブラック企業」は、人種差別用語である
言葉の使い方に鈍感すぎる国内メディア
http://toyokeizai.net/articles/-/46755?page=3
要するに、ブラックという言葉が「差別用語」だというのです。
映画『マルコムX』のワンシーンを引用しながら、いかにブラックという言葉に負のイメージを抱かせるかのメカニズムが語られています。
「ブラック」は、差別的な言葉だとの主張に、多くの人の意見が分かれます。
この記事を読んでえられる多くの感想は、ブラック企業のブラッグは、差別用語であるという諸説を知り感銘を受けるか、そもそも話を信じないかの選択に絞り込まれてゆきます。
黒=悪
黒=負
これは、差別的な意味ではなく、イメージの問題であり、普遍的な言葉の定義でもあると思うのです。
ブラック企業という言葉を差別を意識しながら使っている人は皆無で、「ブラック企業」は、人種差別用語であるという宣言自体に違和感を感じます。
しかし、もし、この記事の目的が様々な意見の中で、考える機会を与える目的であるなら、最大の効果をもたらした記事だと言えます。