おはようございます。和田です。
今、台湾では、前代未聞の学生運動が起こっています。
デモ運動の原因となっているのは、2013年6月に中国と台湾で調印された「サービス貿易協定」。
3月17日から、台湾国内での最終的な同意を得る審議が立法院(国会)で行われ、中国国民党(与党側)が十分に話し合うことなく、民主主義のルールを無視し強引に協定の同意を進めようとしたことに、学生が抗議を行ったのです。
「サービス貿易協定」を、台湾にとって不利益な条約と見る向きが強く、何よりも中国との統一が近づくことに、不安視する声が上がっています。
実際にデモに参加している学生の声がYoutubeにアップロードされています。
今回の活動が、どのような結果を生み出すのか現時点では不明瞭ですが、台湾の学生が危機を抱き本気で運動を展開していることは明らかです。
テレビでは、ほとんど報道されていませんが、何が起こっているかを自分自身で見て、マスメディアとは違う力を持ったインターネットメディアが持つ力を感じてみてください。
台湾の学生たちが日本からの支援を訴えています。
今回の台湾の状況は、日本国内でも広く事実が知れ渡るべきことです。
(参考サイト)
今回の国会議場占拠事件について
佐藤学先生の台湾情報第三報
とある社長の独り言