おはようございます。和田です。
今日は、昨日参加した(2013年9月28日)ダニエルピンク氏の講演会での気づきをお伝えしたいと思います。
ダニエルピンク氏は、2006年にハイコンセプトを読んで感銘を受けて以来、TEDのプレゼンを見ながら、一度は生で講演を体験したいと思っていました。
ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」
今回、『人を動かす新たな3大原則(TO SELL IS HUMAN)』の発売に合わせて、日本での公演会が開催されたのです。
人を動かす新たな3大原則とは、新しい時代のセールスに必要な特質です。
A-同調(Attunement)
B-浮揚力(Buoyancy)
C-明確性(Clarity)
買い手よりも売り手の方が情報量が多い時代ではなくなったので、売り手側は、情報という力を失いつつあります。
買い手は、売り手の情報が無くても問題を解決できるようになったのです。
そこで大切になるのが、問題を見つけ出す能力です。
仮説を立てて、問題を先見の目を持って見つけ出すこと。
情報をキュレーションすることで使いやすく整理すること。
何と比較すれば良いかを明確にし、選択を減らすと買い手は受け入れやすくなるのです。
※キュレーションとは、情報を収集し、選別し、情報に価値のある意味づけを与えることです。
そして、何よりも、一番印象に残ったのが、質疑応答の時間。
ダニエルピンク氏は、一つ一つの質問に、言葉を選んで丁寧に回答していて、的外れな答えは皆無で、質問の意図を理解してから回答していました。
相手の視点を正しく理解すること(同調すること)を自ら実践している姿に感銘を受けました。
『人を動かす新たな3大原則(TO SELL IS HUMAN)』は、何度も繰り返し読み返してみる価値がある一冊だと感じました。
人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!/ダニエル・ピンク
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