おはようございます。和田です。
日本には、節句という、伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日があります。
有名な節句として、1月7日「七草の節句」、3月3日「桃の節句・雛の節句」、5月5日「菖蒲の節句」、7月7日「七夕の節句」、9月9日「菊の節句」などがあります。
昭和の時代には、家族構成もバリエーションが広く、風習や慣習というものは、年配者から伝えられていた訳ですが、だんだんと核家族化が進み始めたことで、失われた風習や慣習が増え始めています。
そのような、失われた風習や慣習に目を向けると面白いアイディアが浮かんでくることがあります。
例えば、5月5日の端午の節句の日に、ショウブ(菖蒲)の根や葉を入れて風呂を沸かす菖蒲湯は、アロマセラピーの一種だとも言えます。
節句を掘り起こしてみたり、二十四節気や年中行事を調べてみると日本の興味深い風習や慣習に出会えるかも知れません。
ちなみに、二十四節気とは、節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のことで、3月であれば、立春や春分の日などのこと。