1個と1箱間違えた?ヨーカ堂通販サイトの件 | Webビジネス改善講座

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000174-yom-soci


1個と1箱間違えた?ヨーカ堂通販サイト

10月21日6時53分配信 読売新聞より引用。

大手スーパー「イトーヨーカ堂」(東京)のインターネット通信販売サイトで
今月17日、約4時間にわたり、複数品をセットで販売する商品の価格を、
誤って単品価格で表示、販売していたことが20日、分かった。

同社の持ち株会社「セブン&アイ・ホールディングス」広報センターは、
「人為的な入力ミス。誤表示した時間帯の注文数や総額は明らかにできない」としている。
ミスに乗じて、多数量を注文した客もいるとみられ、
改めて個別に購入意思を確認し、発送作業を進めている。

以上引用



価格誤表示は、訴訟に至ったものは少ないもの、かなりの事例がある。
過去には、損害を覚悟したうえですべての注文を誤表示価格で
販売したというケースもあったが、
現在は正式に謝罪して販売を断るケースが多い。

裁判になれば、
錯誤を認識して注文するケースが多いため
誤表示価格での販売義務を否定されることが多い。



ちなみに、以前関わったことがあるプロジェクトでは
紙の折込チラシの販売価格を1桁間違えた事があった。

その時には、本当に、その値段で販売した事がある。

限定数量が入っていた事とお客様が開店前に殺到した場合の事を
考慮してそのまま販売した。
その時の損出は、50万円ぐらい。開店前からお客様が並んでいました。


ネット上でも、誤表記を経験した事があります。

1回目が、5万円以上する商品が、なぜか『0円』で表示されていて注文が殺到。
誤表記である旨を説明したところ、0円だったので何とか収拾がつきました。


2回目が、ノートパソコンの型番の誤表記。写真と違う型番(上位機種)を誤表記。
5台ほど注文が入り、そのままの値段で上位モデルを販売。
その時の損失も、30万円ぐらい出ました。


何は、ともあれ、注文をした側からみれば、確信的。
ネット運営側からすると怖い。