銚子にサンマ刺身の価格から想う。 | Webビジネス改善講座

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$ギークマーケッターになりたい男のネタ帳-銚子のキンメ丼とサンマの刺身

先日、食欲の秋を満たすために、千葉県の銚子港に
キンメ丼(まぁ、キンメの旬は冬ですけど・・・)と
サンマの刺し身を食べに行きました。

誤解を受けるといけないので先に宣言しておきます。

銚子の旅は、とても満足しております。
海鮮もとても美味しくいただきました。
不満は、まったくありません。とても満足しています。


ただ、伝えた事があったので記事を書きます。
最後に真意を書いていますので、最後まで読んでくださいね。


メイン通りに面しているお店は週末で天気が良かった事もあり
どこも行列が出来ている。

驚くべきは、その価格。
例えば、写真のサンマの刺身は680円で
キンメ丼は、1800円である。

現地価格というと激安をイメージしてしまうものだが
結構、高めの値段設定。

サンマが1匹いくらかな?とか
さくら水産のランチは、ご飯とみそ汁もついて
500円だなとか
余計なことを考えてしまったりする。


私が考えたのは、別にサンマの刺身が高いということではなく
この価格の意味を考えてみたいという事である。


観光地では良くあることですが
ちょっと価格が高め。

なぜなら、それが産業だから。
本来は、そのバランス感覚が大切なのだと思う。


流通が発展して、ネットなど情報が発展して
だんだんと面白みがなくなってゆく。
全国何処に行っても同じ様なお店、同じようなサービス。


商売を生かしてあげるためにも、利益になるべくお金を
きちんと落としてあげる必要があると思う。


かくいう銚子港も、町としては少し寂びれている。
古い町並みであり、廃墟と化した水産加工場なども目立つ。


文化を守るための消費。
商売を成り立たせるための消費。
活動のための資金が回るようにするための消費。


そんな支えあいの消費も気持ちよくしてみたい。


『1円でも安いものを手に入れたい。』
その気持ちは理解できるけど
物を販売する側の立場になれば、
利益があがらなければ給料も取れず生活もままならない。

企業努力のレベルではない所まで、
価格のアンバランスさは進んでいると思う。


音楽の違法コピーをすれば、
音楽を生業としているアーティストは
音楽だけを職業としてゆけない。
音楽を購入してあげることで、お金が循環する。


私個人としては、そういう消費を大切にしたい。


表通りは高すぎる。裏通りの穴場で食べなさいと
インターネットでは瞬時に情報が手に入る。
その情報を知りつつも表通りで並んで
秋の味覚を味わってみる。

自分のことだけを考える消費活動よりも
数十倍も楽しい消費になったりするものです。