みなさんは不動産鑑定士というと、
毎年発表される公示地価のような、
「土地」の価格を決めている人、
というイメージがあるのではないでしょうか?
もちろん「建物」も不動産ですので
不動産鑑定士は「建物」も評価しますよ~
ということで先日、他県の不動産鑑定士協会主催の研修に参加してきました。
テーマは「旅館の収益価格」
前いた会社で旅館の評価は結構やったのですが、
講師の方が旅館(評価)専門の方だったので、
知識のリハビリ&リバイズになり、とても有意義な研修でした。
他県主催でしたが、三重県の鑑定士さんたちも結構来ていて、盛況でしたね。
“収益”価格、というタイトルでもわかると思いますが、
旅館の宿泊売上をはじめとする収益と収益を稼ぐための費用とを分析して、
旅館の不動産としての価格を導き出すことができるのです。
同じように、
シティホテルやパチンコ店、ショッピングモールなどの価格も
その収支を分析することで出せるのです。
「建物」ではない太陽光発電設備(メガソーラー施設)については、
その敷地である土地の価格は売電収入を基に導き出すことができます。
ときどき「土地鑑定士」とさえ呼ばれることのある私たち、、
「建物」だってキチッと評価いたしますよ~
と言いたかったのでした。
梅村 啓之(不動産鑑定士@三重・四日市)
最近レモンケーキブーム(俺的)でして、、松阪でGETしたこれは美味でした!