いろいろ忙しくて、久々の更新です。
デジタル一眼を買って 最初に買ったのがこのレンズ。
デジタル一眼は、フルサイズの物をのぞいては 同じレンズを使うと画角が1.5倍など
広角よりに変わります。
これは撮像素子が小さいから。
つまり100mmのレンズが150mmに変わるということ、ご存じの方が多いと思うので
理屈は割愛します。
高価なデジ一眼を買ったので、しばらくは手持ちのレンズでやりくりできないかと思っていました。
そこで、銀塩時代から愛用のトキナーの標準(F2.8 28~70mm)をつけて使ってみたのですが。
広角から標準域にかけてのおいしいところが使えないため、屋外以外は厳しいというのが現実でした。
意外にフレアーなどの心配は杞憂でゆがみも少なく画質的には満足できました。
自分のスタイルでは、建物の撮影が多いため思い切って標準レンズを購入する事にしたのですが、
純正は問題なくいいレンズなのですが予算的にNG。
レンズメーカーでは、トキナー、タムロンはデジタル用の明るい標準レンズは存在しませんでした。
そこで、選択肢にあがったのはシグマのAF 18-50/2.8 EX DCでした。
自分の作品づくりだとパンフォーカスから開放で被写界深度を浅くしたり意図で使い分ける事が
とても重要なので、解放時の描写が気になるところなんですが、
被写体によっては、それなりに周辺光量落ちが気になるものの
構図の工夫などでごまかせますし、積極的に開放で楽しめるクオリティーだと思います。
また、MODが短いから積極的に被写体に近づいて立体感のある写真が撮れます。
かなりコンパクトな筐体で、カメラにつけたままザックにほうりこめます。
広角時は結構歪曲が目立ちますが ちょっと望遠で撮れば解決しますし、
ストロークの短めのピントリングも 慣れれば意外と操作しやすいです。
純正やトキナーに比べると 操作感や剛性感はおとりますが、
実用的な価格や性能など総合的にみるとおすすめのレンズです。
やっぱり F2.8通しのレンズはいいな!!
作例↓
http://photofriend.jp/u/10597/f0829a2f4442a90a788181826564fc870000000000000066872.jpg