世界へ核廃絶訴え=70回目広島原爆の日―過去最多100カ国参列
広島は6日、70回目の原爆の日を迎えた。
広島市中区の平和記念公園では、市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が行われ、被爆者や遺族、安倍晋三首相ら約5万5000人が参列。松井一実市長は平和宣言で、「絶対悪」である核兵器の廃絶に向け、世界指導者に「『人類愛』と『寛容』を基にした国民の幸福を追求し、武力に依存しない幅広い安全保障の仕組みをつくり出していかなければならない」と訴えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000025-jij-soci
ヒロシマは戦後70年の節目の年を迎えました。
根っからのヒロシマっ子でありますから、小・中学時代の平和教育にも十分に取り組んできた世代です。
しかし、NHKの世論調査によると、広島に原爆が投下された日について、昭和20年8月6日と正しく答えられた人は、広島で69%、長崎で50%、全国で30%、同じく長崎について昭和20年8月9日と正しく答えられた人は、広島で54%、長崎で59%、全国で46%だったそうです。
初めて広島から出た30年前、東京でできた友人に原爆の日をきいたところ「8月15日でしょ?」と言われ、「そりゃ終戦記念日だ!」と、意識の差にショックを受けたことを思い出します。広島・長崎を最後の戦争被爆都市にするよう、せめて原爆記念日くらいは知っていてほしいものです。
戦争を体験された利用者さんもいらっしゃいます。当時のお話を聞かせていただく機会もあります。今朝はスタッフ全員で8時15分に黙祷をしました。戦争の無い時代に生きられたことに感謝し、唯一の戦争被爆都市「ヒロシマ」「ナガサキ」を風化させないようにしなければなりません。
今夜は周りにいる人と、平和について少しだけお話されてみてはいかがでしょうか?