映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」を観ました。

$突撃!レッドリボン軍!

時給11万2,000円という怪しい求人広告を見て、暗鬼館へと集まった男女10人。仕事内容は24時間監視されながら7日間を過ごすこと。そして、個室にはそれぞれ異なる凶器が置かれ、何も起きずに7日間経過するか、生存者が2名になるまで暗鬼館に残らなければならない。しかし早速2日目に銃殺による死者が出てしまい、彼らは疑心暗鬼に陥っていく。(シネマトゥディより)

原作がすごく面白かったので、
期待半分、不安が半分でしたが、
なかなか厳しい内容でした…。

キャラクターの描写が薄く、
どうにも人を殺す必然性が
感じられません。
その程度の理由で、人殺さねぇし。
パニックに陥るのも、
なんだか唐突でついていけず。

1人死んだ後の夜、部屋で1人でいるときなんか、
怖くてしょうがないと思うんだけど、
そこはみんなそうでもなさそうだし。

原作のポイントである「ミステリー作品の見立て」も
インディアン人形で中途半端にちょっと入れてあるだけ。
最終的にその結末ならその要素いらないのに…。

あ、武田真治の演技はよかったです。

映画観て「うーん…。」という方は、
ぜひ原作を読むことをおススメします。
最後まで目が離せない、一気読み必至の傑作です。