貴志祐介「悪の教典」読了。

$突撃!レッドリボン軍!

生徒に絶大な人気を誇り、PTAや職員の間でも抜群に評判のいい教師が反社会性人格障害(サイコパス)だったとき、惨劇へのカウントダウンが始まった。
英語科教諭・蓮実聖司、32歳。
暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。 高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート”の旋律とともに犯行を重ねていく。(文藝春秋特設サイトより)

貴志祐介の新作、
上下巻合わせて850ページ、
そしてこのカッコいい装丁。

本屋で見つけて即買いして
一気読みでしたが、
読んでみると、うーん…。
ぜんぜん怖くない。。

とんでもない殺人鬼なんです、蓮実先生。
感情などまったくなく人を殺す。
でもゾクゾク感はなくて、普通に読めちゃう。

ラストのどんでん返しも簡単に予想できたし。
…というか、あれ、気づかない人いるのか?

お話としては面白くて、
ぶわーっと一気に読めるんですが、
ホラーとして読まないほうが
よろしいかと思います。

次回作に期待。