【徳洲会事件】徳田議員の姉2人、グループ私物化 虎雄氏病後に | 鈴木のブログ

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 そんな中、虎雄氏は帰宅時に子供たちに正座で出迎えさせるなど厳しいしつけを施し、四女と毅氏以外の5人を医業の道に進ませた。徳美容疑者も医者となりグループ病院に勤務。長じて外国人と結婚した美千代容疑者は眼科医として独立した。

 姉妹がグループ運営へ関与を深めたのは、虎雄氏が全身の筋力が低下する難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した平成14年ごろから,エルメス新入荷。虎雄氏の病状が悪化するにつれ、徳美容疑者と美千代容疑者は関連会社の社長に就任した。

 姉妹は、医療機器納入会社「株式会社徳洲会」(通称・カブトク、東京都千代田区)から多額の役員報酬を受け取ったり、実体のない顧問契約を結んだりしたという。1億円以上する都心の高級マンションに住み、グループ企業が所有する国産車をグループ職員に運転させていた。

 グループ関係者は「虎雄氏は徳洲会を立ち上げた当初、病院に泊まり込んで運営にあたるなど苦労してきた。だが、姉妹は経営が安定してからの徳洲会しか知らない。虎雄氏の苦労が姉妹には伝わっていないようにみえた」と話した。

 鹿児島2区内の重要地区責任者を務めた石川一郎(58)、桶谷義一郎(69)、屋田正彦(69)の3容疑者はそれぞれ昭和50~60年ごろに徳洲会に入った古参職員で、これまでの選挙でも現地で活動していた。

【徳洲会事件】空前規模の選挙違反 「病巣中枢に一気に網」の捜査

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