他人の通帳など使い２５０万円だまし取る　容疑の女を逮捕　京都

　他人の通帳や偽造の払戻請求書を使い、銀行から金をだまし取ったとして、京都府警下鴨署は８日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、京都市左京区山端柳ケ坪町のパート従業員、伊達亜由美容疑者（４５）を逮捕した。容疑を認めている。

　逮捕容疑は平成２５年６月上旬から１０月上旬まで、同区内のゆうちょ銀行の窓口で、数回に渡り、他人の通帳や印鑑、自分を通帳の名義人と偽って記入した預金の払戻請求書を使い、現金計２５０万円をだまし取ったとしている。

　１０月中旬ごろ、同区に住む通帳の名義人で会社員の女性（４８）が「身に覚えのない引き出しがされている」と同署に相談し発覚。銀行の防犯カメラの映像などから伊達容疑者が浮上した。