足元まで華やか。ボランテ(フリル)たっぷり。気分も上がるフラメンコ衣装

 

『たtった3つのステップを覚えるだけ!お家で踊れるフラメンコ』

を連続シリーズで紹介しています。

 

いよいよステップのまとめです。

ステップAステップBステップC、と3つのステップを学んできました。

繋ぎ合わせて1曲出来上がりです。(通しの動画はこちら

 

あとはステップをこのように組み合わせるだけ。

いかがですか。

思ったより簡単でしょ。

たった3つのステップが組みあ合わさっているだけなのです。

踊りだけ見ると、難しそうに見えるけど、整理してみると意外とシンプルなんですよ。

 

ジャンルはだいぶ違いますが、

編み物の網目記号を思い起こしていただけるわかり易いかもしれません。

鎖編みが〇〇目、長編みが〇〇目あって・・・というような具合ですね。

 

 

【セビジャーナス1番通し(ステップのみ)解説動画】

 

もしもステップを繋ぎ合わせると迷子になるようでしたら、

各ステップをそれぞれ振り返って、一つ一つをしっかりと確認しながら練習してみましょう。

 

振付を理解するためのポイント

ステップそれぞれをクリアにすること。

 

1つのステップの長さは「6拍=3拍子×2つ」でできています。

1つのステップはどこからどこまでなのか?

どちらの足から始まるのか?

何拍目にどの足がはいるのか?

整理してみましょう。

 

大人は、見たままをスポンジのように吸収する子供のようにはいかないので

いったん、頭で理解してから、体を動かす方が近道です。

 

そして繰り返し練習してみてくださいね。

自然に動けるようになります。

 

次回はブラソ(腕)もつけますよ。

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラメンコ用の髪飾り(ペイネタ)

 

 

【ステップC動画解説】

お家でレッスンできるフラメンコを紹介しています。

たった3つのステップを覚えるだけで、

このブログの読者の皆様も、お家でフラメンコが踊れますよ。

 

先日アップした

ステップA, ステップBに続き、

今回ご紹介するのは最後のステップC

この3つのステップでセビジャーナス1番を踊ることができます。

 

『ステップC』

三拍子です。

1、2、3 + 1、2、3 = 計6で拍で1つのステップです。

 

1 歩く(左足)

2 歩く(右足)

3 歩く(左足)

 

1 斜め前に足を置く(右足)

2 そのまま

3 斜め前に置いた足を上げる(右足)

 

これでワン・セット

 

逆足もあります。

 

ブラソ(腕)は、まづはステップに慣れてからつけるとよいでしょう。

腕と足の動きを同時に考えるということは、日常ではあまりないので、

はじめは混乱するかもしれませんが、

繰り返し練習すると自然にできるようになります。

 

フラメンコは、原点をたどれば、

ヒターノ(スペインのジプシー)の生活のなかから生まれてきた踊り。

バレエのように優れた身体的条件を必要とせず、誰でも親しむことができます。

もちろんカッコ良く踊るにはそれなりの修練が必要ですが。

門戸は、子供から大人、おじいちゃん、おばあちゃんまで開かれています。

 

みなさまも、ぜひ動画を見ながらチャレンジしてみてくださいね。

 

次回はいよいよ3つのステップをつなげて一曲仕上げます。

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

オンラインレッスンの一コマ ブラソを上げてポーズを決める。
 
【ステップB踊ってみた】
オンラインフラメンコのメンバーの皆さんにステップBを踊ってもらいました。
これは宿題の動画を編集したものです。
ステップBはこちらでご覧いただけます。
振付の通しはこちら
 
同じ動画を見てレッスンしているので、
一辺倒な動きになるかなと思いきや、
みなさん、それぞれ思い思いにアレンジした動画を送ってくださいました。
お洋服の着こなしみたいですね。
 
動画の1番目のお姉さまは、
動画のお手本通りのノーマルな踊り方をしていますが、
踊りの最後に締めの回転(ブエルタ)を付けてくれました。
回転が決まったとき、にこっと笑みが漏れてますねニコニコ
 
 
2番目のマダムは
背中合わせで交差するパターンで踊っています。
パッサーダは
パレハ(ペア)で踊ったとき、
立ち位置を交差してかえるときに使うステップです。
 
背中合わせとは、
その時、上半身を少しひねって、お互いの背中側を重ねて抜けるようにします。
パッサーダは背中合わせにすれ違うパターンと、お腹合わせにすれ違うパターンと、2通りの方法があります。
私のお手本動画はお腹合わせです。ペアのお腹側が向かい合わせになります。
 
どちらでもよいのです。
お教室や先生によって違います。
ただし、ペアで踊る時は、お腹合わせか背中合わせか、どちらかに統一します。
 
 
3番目のお姉さまは、
回転をしながら踊っています。
もともとはペアで
むかいあわせになって踊るセビジャーナスですが、
一人で踊る時は、
正面のお客様に向かって踊ることになるので、
このようにアレンジすることが多いです。
動きがでて派手にになりますね!
 
一つのステップが味付けによって変化して面白いですね。
 
動画は「できる範囲でいいので自分の踊りを動画にとって提出してね」
という宿題だったのですが、
皆さん、その『まんま』でなく
ちょっと一捻りしたものを提出して
くださってとても嬉しいてす。
照れみんな、いいねビックリマーク
 
スペインの地方都市セビージャのトリアーナ地区に
「セビジャーナス・バル」というセビジャーナスを踊れるお店がありまして、
金曜、土曜の晩になると、地元の踊り自慢が集まって、
セビジャーナス、他、タンゴ、ブレリアを踊りまくるんです。
舞踊学校でならったようなベタな振付のセビジャーナスを踊る人はあまりおらず、
踊り自慢たちは、振り付けを崩して、イキに踊っていました。
 
技術的に、上手とか下手というより
今の自分をベースに
自分らしく踊りを楽しめるのがフラメンコのよいところ
 
もっとフラメンコを身近に感じていただけるといいなドキドキ
と思います。
 
 
 
 
フラメンコ用のカスタネット
 

 

 
【ステップB解説動画】

 

 
今回のご紹介するステップは、
コロナで運動不足の今、
お家でのエクササイズにぴったり。
 
ただいま
フラメンコの踊り「セビジャーナス(1番)」
ブログ上で連続でご紹介しています。
 
簡単な振付ですので、
どなたでも踊れるフラメンコです。
スペインでは、ちっちゃな子供から、お祖母ちゃんまで踊っています。
セビジャーナス(1番)はたった3つのステップを覚えればで踊れます。
踊り通しの動画はこちらで見れます。
 
今日は、2つ目のステップをご紹介します。
 
パッサーダというステップですが、
仮に『ステップB』 とします。
 
パッサーダは
通過するという意味あいのステップ。
本来はペアで踊るので
このステップですれ違ってお互いの立ち位置をチェンジするのですが、
ご紹介するのは一人り踊り用なので位置はかえずに、その場で踊ります。

パス(定期券)、パスポート、など、パスという言葉が付くものを連想してみてください。
いずれも「通る」ときに使いますね。
もしスペインで、知人宅を訪ねて扉の前で「パサ!」と言われたら、
「入って(通って)」という意味です。


三拍子です。
1 2 3 + 1 2 3
=計6拍で1つのステップです。

  1 踏み込む 左
  2 歩く    右
  3 上げる   左 (しっかり足を上げる)
   
  1 歩く   左
  2 歩く   右
  3 歩く   左

  これでワン・セット

逆脚もあります。逆は考えてみてください(動画参照)。


はじめの3拍子の3拍目で足を上げる時、
ファルダ(スカート)も一緒にフワっと上がると綺麗です。
ファルダを履いていなくて「あるつもり」でやってみてくださいね。

足をしっかり上げるとげると下腹の引き締めにも効果的!

サッカー選手の腿あげのようですね。
日常的に運動していない方は、きちんと動かそうとするとけっこうキツイです。

ファルダ(スカート)を足で蹴り上げる動作が、
日常生活では使わない深層の筋肉を刺激します。

腕の動きを付けるのが難しい方は、まずステップからはじめてください。
慣れてきたら、腕もつけましょう。
(腕の動き解説はこちら)
 
手足を同時に大きく動かすので良い運動になります。
 
フラメンコを踊って
お家で全身エクササイズにチャレンジ
してみてください。
 
 

衣裳つき写真会での一コマ カメラの前や舞台の上では人が変わる元演劇部副部長キラキラ
絵のようなショットがとれました。コロナで今はステージが無いので代わりに写真を撮ってます。
キラリと輝く瞬間をおさめてあげたいですね。
 
コロナは、いつ開けることやら。
 
私はひたすらお家で黙々とトレーニングしています。
 
しかし踊りは、
筋トレやフィットネスのように、ストイックにトレーニンクしたり、汗をかいて発散するだけでは、何かもの足らなくてつまらないです。
 
踊りは『人に見てもらってナンボ』
だと思います。
 
お教室の友達、
発表会を見に来るお客様、
誰かに練習の成果をご披露するチャンスがほしいもの。
 
踊りを習う人は、
恥ずかしがり屋さんに見えたとしても、本質的にシャイな人はいないような気がします。
 
そして、人前で踊ると、ぐんぐん上達します。
必死で練習しますからね。
 
試験がないと勉強に身が入らないのと同じてす。
 
オンライン・フラメンコのメンバーに宿題をだして、踊りの動画を提出してもらいました。
 
【ステップA踊ってみた】
オンラインのレッスンだけにもかかわらず
みなさん予想以上にしつかり踊っています!
 
同じ振りなのに。
人によって雰囲気がぜんぜん違うのが面白いです。
フラメンコは踊る人のキャラクターがズバッとでますね。
 
 
振り付けは本場スペインのものと同じ
スペインに行って、Sevilla(セビリア)の春祭りに参加したら、
旅先で現地の人と一緒に踊れます。
 
ただいま振付をブログ誌上で動画付き連続シリーズで紹介しています。
動画をみながら皆様もご一緒にどうぞ!
 
フラメンコ好きの輪が日本中に広がることを願ってますドキドキ