『信長の野望 烈風伝』

 

懐かしい。

 

雑賀城に鉄砲持って籠もると、雨さえ降らなければまず負けなかった思い出。

 

でもこの画像はピンチすぎやしませんかね・・・

気がついたら33歳・・・


ブログを更新してない間に


大阪から東京に異動になってたり


その東京で仕事漬けになってたり


いろいろありますが。


とりあえず何を為す事もないまま


また一つ年齢を積み上げてみたわけでして。


まあまたこんな感じで


だらだらと新たな年齢に突入して


気がついたら34歳になり35歳になり


あっという間に40歳50歳かなと思ったりもしますが。


まあそれはそれでそれなりに楽しかったりするのかなと


思ったりもしつつ、久々の更新という事で。


長らく更新もしておりませんが、


とりあえず生きてはおりますので、


今後ともよろしくお願いいたします。

記事のタイトル後半はレイ・ブラッドベリの代表作『R is for Rocket』を真似て。


なお同作は日本では『ウは宇宙船のウ』と訳されているので、


こちらは「ゾはゾンビのゾ」という事になるでしょうか。




とまあそんなわけで、ブラッド・ピット主演の『ワールド・ウォーZ』ですが。


ワールド・ウォー、世界大戦ですね。つまり世界大戦Z。


じゃあZはなんなんだとなりますと、


端的にはゾンビであると。


つまりゾンビとの世界規模の戦いであると。


もちろん、Zというアルファベット最後の文字に、人類の最後とかそんな意味合いも込めて使ってるんだろうとは思いますけど。


でもまあつまるところは、主演がブラッド・ピットで予算もタップリの大作映画で、ゾンビ映画をやってしまった作品なわけですね。


もっとも、不思議な事に、予告編とかTVCMとかだと、あんまりゾンビを前面に出していない。


あくまでもパニックムービー的な雰囲気にしようとしてると言いますか。


そりゃまあ、誰が主演してようが、ゾンビ映画として宣伝したら、お客さんもホラーは怖いから観るのやめとこうなんて事になっちゃうからなのかもしれませんが・・・


じゃあなんでゾンビ映画をブラピで撮ろうと思ったんだろうっていう話ですけどね(^^;


アメリカでは原作の小説はベストセラーらしいので、それだとまた事情が異なりそうですが。




そして肝心の本編でありますが。


あらすじはシンプルでして、まずブラッド・ピットは元・優秀な国連の調査員という役回りです。


そしてブラッド・ピットと愛する家族が街で発生したゾンビパニックに巻き込まれるも、なんとか一晩を乗り切って、知り合いの国連事務次長によって救助される。


そして調査員としての能力を見込まれて、ゾンビ発生の原因を探りに行く。そんな話です。


ゾンビのタイプは、近頃主流の全力疾走型。


作中ではウイルスの感染によるものとされていまして、そして生きていた人間が死んでゾンビになるのではなく、あくまでも人間が凶暴になるという設定のようでした。


そうなると、正確にはLiving Dead、生ける屍たるゾンビというよりは、『28日後』のような生きた人間の感染者という事になりそうですが、一方で作中では明確に「ゾンビ」という言葉を使っていますので、これはやはりゾンビという事で良いのでしょう。




脚本の山場やアクションシーンが適度な間隔で配置されていて、観ていて途中でダレる事もなく。


また大作映画ならではの、大きな都市でのゾンビパニックの映像も、ゾンビファンとしては嬉しいところ。


一方であまりに都合よくポンポンとストーリーが進むので


これが主人公補正か・・・


と思ったりもしますが、そこは


イケメンだから問題なし


と言ったところでしょう。


ご都合主義ではあっても、テンポが良くて映像の迫力がありますので、退屈はしません。




またもう一つ、本作は非常に


キレイなゾンビ映画


となっています。


なんとゾンビ映画には付き物の、鮮血ドバーッ、内臓グチャーのスプラッター映像が、一切ありません。


またアクションシーンでも、刺激の強そうなシーンは直接的な描写が避けられています。


確かにブラッド・ピットを起用した大作映画でスプラッターをやったら年齢制限が厳しくなって商売にならないという話なのかもしれませんが・・・


そんなわけですので、本作は


非常に安心して観られるゾンビ・ホラー


であると言えるでしょう。


なんとなく矛盾している気がするのは、気にしない(^^;