松本人志の放送室 より

槇原敬之の作詞にはとっても定評がありますね。


あのSMAPの「世界にひとつだけの花」もそうですし

彼の曲にも僕自身とても好きな詩が多いです。


「もう恋なんてしない」


さよならと言った君の気持ちは分からないけど

いつもより眺めがいい 左に少しとまどってるよ


「冬がはじまるよ」


8月の君の誕生日 半袖と長袖のシャツをプレゼントしたのは

今年の冬もそれからもずっと僕らが一緒にすごせるための

おまじない


などなど、センテンスではなく曲全体でのストーリーが

「僕では絶対に書けない」と思えるような詩ばかりです。


彼がなぜそんな詩がかけるのか、
ダウンタウンの松本人志いわく、


実は槇原敬之は落研(落語研究会)にいたからだと、

断言してました。

僕個人はあまり落語は知らないのですが、落語の世界は、

ここでこういう話を前フリにして、こう話を落とす前に、

こうしてああして、ここで話を落とす


とか、


ここでこの話をして、次にこれをここでもってくるけど

またあの話を持ち返して、そこで最後にこう話を落とす

(なんのこっちゃ、表現不足です。。。)


という感じで起承転結がきっちりとしていないと

いけないし、手ぬぐいや扇子などで情景をイメージ

させたりと、物語の構成がよほどしっかりしていないと

いけない世界だそうです。


それを聞いてすごく納得したのと共に、

とても落語に興味がわいてきました。


古典落語はちょっと敷居が高いですが

現代落語は少しかじってみようと思います。