イブのディナー | ☆☆Strasbourg主婦日記☆☆

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フランスはアルザス地方、ストラスブールに移住。
やさしい家族&友人に助けられ、元気に生活しています。
レストラン・カフェ巡り大好き!何よりすきなのは日本文学とマンガです。海外にいたらなおさらその素晴らしさがわかる今日この頃。

今年のクリスマスは24日が木曜日、25日が金曜日で 26日もドイツやアルザス地方はお店はお休み。次の27日は日曜日。 というわけで 4日間ほとんどお店があいていない状態でした。


日本はお正月から百貨店はあくし コンビニはあいてるしで もう何日も一斉にお店が閉まることなんてないですよね。


今年のクリスマスは日本の一昔前のお正月みたいなかんじです。笑


で、みんな家でゆっくりしていて暇なのか ネットがすごく遅かった・・・ みんな家でしてるんでしょうね(^^;)


私も時間ができたので ブログ更新するか~。と思ったらぜーんぜんつながらないドクロ で、連休も終盤になった今(日曜日の夜)やっとまともな速さでつながり出したというわけです。


で、イブのディナー。今年も我が家ですることになりました。


毎年私のほうから申し出て、うちでやる?と聞いているのです。

アランがいるので自分の家のほうがおもちゃもあるし 過ごしやすいというのもありますが ママは私がお嫁に来るまでは たいてい毎年 親戚中を招待して お料理を作っていたので 今度は私がその役をすればいいか。と思っているのです。


でも毎年やってみて思うのが


こりゃママ大変だったな・・ドクロ ということ。 DAVIDは一人っ子なので従兄弟もおらず 集まったとしても我が家とママ夫婦、ママの弟(つまりDAVIDのおじさん)くらい。それでも 大人5人分の料理をコースで用意し、テーブルをデコレーションし・・となると けっこう緊張するんですよ。 それをママは10人分とか毎年やってたわけだから。 ママほんと大変だったと思う。


自分がやってみて初めてわかる やっていた人の苦労目


当日のテーブルセッティングです。色を絞って白とゴールドを中心にまとめてみました。

テーブルのデコレーションは 窓辺においてあったのを再利用です。

あ、お皿は ZARAHOMEなんだけどね(^^;)  4年目になったらメッキがはげてきた・・そろそろいいのほしいなあ。






私は けっこうテーブルセッティングを考えたりするのが好きなので けっこう楽しんでやってます。


しかし今年は11月、12月と いろんなことが一気に重なりすごく忙しい時期だったので 今年はメインは 先輩ママの料理人のご主人にお願いして 作ってもらうことに。 サーブする直前に仕上げだけすればいいようにしてもらいました。音譜


そして前菜は 家族全員大ファンの 日本人が経営するフランス料理レストラン Le Relais Princesse Maria Leczinska (紹介HPはここ ) のスペシャリテ、Le nougat de foie gras de canard を 1キロ購入。それを出すことにしました。(クリスマスシーズンは事前に予約すれば購入できます。500gもあり)










メイン料理を当日先輩ママのおうちに引き取りにいき、仕上げの方法をご主人に丁寧に教えてもらい持って帰ってきました。アペリティフのときのキャビアとワインはパパとママが選んでくれたものです。


そんなこんなで当日ばたばたと準備をしていて、その間DAVIDがアランを公園に連れ出して遊んでおいてくれたんですが・・・


帰ってきたときに 花束をサプライズで買ってきてくれました。目






おお~! アランが


『ママにクリスマスプレゼントだよ~♪』と渡してくれました。 準備途中だったので頭はぼさぼさ、ノーメイクでしたが うれしくて写真をとってもらいました。  花束 アランチョイスらしいです。 

ありがとう!  


そして夜8時、いよいよみんながやってきてディナーの始まりです。






まずシャンパンで乾杯し、カナッペとキャビアからスタート。 


小一時間ほどソファの席でゆっくり話して そこからテーブルに移動です。




前菜 フォアグラ。 トーストと一緒にいただきます。 やっぱりおいしい~♡ これを食べるとクリスマスがやってきた! というかんじがします。




で・・・魚料理なんですが 食べてしばらくしてから写真撮ってないことに気づいた・・叫び えーん。すごくきれいなお料理だったのにー・・。 仕上げをしてサーブして・・ってやってたら やっぱりてんやわんやで 忘れてしまった・・。

この右の白身魚のムースをフィレで巻いたものだったんです。 ソースはロブスターのソース。付け合わせはサフランライス。




お肉料理は 鹿肉のシチュー セロリのピュレとキノコのプディング。これにスペッツエラというドイツでよく食されるジャガイモのニョッキのようなものを付け合わせに食べます。


お料理みんなとても喜んで食べてくれました。『とってもおいしい!やっぱりプロだなあ!』と。ラブラブ


そしてデザート。 写真とってるけど またまた サーブするのに忙しく ぐちゃぐちゃの写真しかない・・・。


でも チョコレートムースのケーキと あとはさっぱりとしたフルーツのアイスクリームケーキを用意して 口をすっきりさせました。




ケーキをきれいにカットするために コップにお湯を用意してナイフをつけておいたんですが 私がカットする前にアランがカットし 切り口がクリームだらけに・・・笑    

チーズの盛り合わせも用意しておいたんですが さすがにみんな食べれない! とのことでこの日はチーズなし。(^^;)  





アランはおもちゃを5つももらってました。 一人っ子は得だね。

パパとママからは毎年恒例の小切手をいただきました。ありがたや~。

私たちからは パパへは カシミアのマフラー、ママへはクラランスのクリスマスコフレにしました。喜んでもらえました音譜


そして夜12時すぎにお開き。 まだこれ早いほうなの。普通8時に始まったらだいたい終わるの2時とかだから・・・(^^;) うちは アランもいるし、みんな気をきかせて早くお開きにしてくれるのです。


たくさんのお皿とグラス、そして食材をあらかた片づけて 最後にもう1つすることが・・


そう、アランが寝るときに 夜にサンタさんが来た時のための サンタさんへの ショコラショーと トナカイのための人参を アランの部屋においておくのです。






私が用意したプレゼントはまだアランに渡していませんでした。 アランがサンタさんに ほしいものを手紙で書いたので そのぶんをアランが寝てから 部屋に置きにいくという仕事が・・・



さすがに全部おわって1時半にベッドに入った後はすぐに記憶が途絶えました三日月  


で、翌朝  『サンタがきたあああー!』 とパパのところにプレゼントを見せにいくアランの足音が聞こえました。 私は引き続き寝ましたが 笑   (休日は男二人が先におきて リビングで朝ごはんを先にたべてくれるんです。寝かせておいてもらえるので楽。) 






そう。アランのプレゼントを置いたときに 人参は葉だけ残して 冷蔵庫に戻し、ショコラショーは私が飲んでおいたのよ。 それらしくするためにわざと人参の葉は床におとしておきました。


トナカイが食べたとアランが信じている人参は その日キャロットスープになってアランのおなかに収まりました。にひひ


あれこれ準備に時間をかけたけどあっという間に終わったイブ。 みんなに楽しんでもらえてほっとすると同時に 毎年こうやってクリスマスをお祝いできるのは 幸せでありがたいことなんだなあ。と家族やお世話になっている知人、友人に感謝しました。


今年も残り少ないですが 感謝の気持ちを忘れず過ごしたいと思います。


大掃除・・しないとね・・