農作業は大変。

最近、気晴らしも兼ねて、農作業をぼちぼちとやっている。

だが、甘いものではない。

元々は固い土だが、駐車場にするために、三回、ジャリをローラーで敷き詰めた。

Ａｍａｚｏｎで買った「バチヅル」――つるはしで掘るわけだが、性能は良いが、土地が……。

「カツン」と、並の人間よりよほど筋肉がついている私がバチヅルを振るっても、最初の一撃はそんな音がする。まるで岩に突き立てている感じ。

糖尿病の運動でダンベル運動をしていたのが功を奏したのか、何度か打ち付けていると、何とか穴ができてくる。

「もし高齢の親や、力のない人間だったら、腕が一発でやられるだろう」といった場所にバチヅルを打ち付け、打ち付け、打ち付ける。

場所によっては、二十センチ四方を掘るのがやっと。息が上がる。でも、ローラー三層を乗り越えれば、なんとか「土」になる。

そこで土壌改善も願って、買ってきてもらった腐葉土やら園芸用土を少し入れ、ネットで買った苗を植え、後はネットのショップの指示通りに植える。

今はＡｍａｚｏｎで買った水やり用の延長ホースで水をあげる毎日。

肥料もネットで買ってあるし、肥料のシーズンは来月。分からない育て方は全てネットで検索。

一つだけ諦めたのは、俗に言う「ミラクルフルーツ」の生育。どうやら１０℃が下限だとか。いくら黒潮が流れていても、それは無理。というか、日本では地植えは沖縄かビニール・ハウス以外では無理なのではないだろうか。

闘病も兼ねての農業。元から実のなる栽培は小学生の頃から好きだったから良かった。

統合失調症も糖尿も、一挙両得で改善される運動。是非とも続けたい。