サイバー関係は、法律が追いついてないなあ……。 | レアさんのブログ

サイバー関係は、法律が追いついてないなあ……。

どうにもサイバー関係には法律が追いついていない感じがする。

 

たとえば、分かり易いのが「windows10に無理矢理変更させられ」事案。

 

訴訟社会で、訴訟の世界で生きているような海外企業が、こんな初歩的な過ちを犯すと考えられただろうか?

 

パソコン歴がこの数年にある人なら分かるだろうが、あのマイクロソフトの「windows10にしなはれ」攻撃は物凄かった。

 

いちいち出てくるポップ。消そうとして誤って〝アップデート〟した人間はどれほどいるだろうか。その中で、一人の米国人の女性がマイクロソフトを相手どって訴えた。「仕事の妨害をされた」とかいう理由で。

 

結果はご存じの通り、日本円にすると百万円近く、女性がゲット。これを機に鬱陶しいポップもなくなった。

 

最近の事案では「無線LANにただ乗り」が「無罪」だとか。普通に考えれば有罪だと思うが、よく考えれば公衆の無線LANも無料だしなあと思い、今回の一件は仕方がないかも知れない。別にうちは有線LANだから良いんだか。

 

他にも「ウィルス作成罪」があっても「ウィルスの売買」が闇で盛んになったり、「ダウンロード違法」となっても、テレビでよく見かけるCMでは「アップロードは違法」に留まっている。よくよく考えれば、他人の通信の内容の監視は国家でもできない。ダウンロード違法で捕まえるのは、いわば「後付け」でなければ法的には不可能といった感もある。麻雀で言えばアリスみたいなもんか。

 

まだまだ未熟な「ネット法」。どんな進化を遂げていくか、今から愉しみである。