「違法収集証拠」とは。 | レアさんのブログ

「違法収集証拠」とは。

「実体法を知らなくても手続き法を知らなければ警官にはなれない」。

 

若桜木先生に注意されたポイントである。

 

普通、司法試験と言えば、まず実体法を勉強していた。短答で出ていたからだ。しかし警察の場合はまず手続き法を習うらしい。

 

デュー・プロセス、つまり法的手続きは特に刑法で重要視される。その中でも「違法収集証拠」は裁判をひっくり返す可能性もあるほどの効果を持つ法律用語である。

 

警察は法に縛られている。海外ドラマを見た人なら分かるだろうが「黙秘権」がある。――とまあ、そんなところから書いていったらクソ長くなる。早い話が「警官は法から逸脱した行為はしてはならない」とでもしようか。

 

刑法に相殺はない。復讐の禁止によるものである。金銭債権に変わっていない限りは相殺は絶対に禁止。違法行為で手に入れた証拠はその〝犯人〟も捕まるといった話。

 

たとえば、このパソコンはなぜか有線LAN以外の外部接続に繋がれている。よく分からない。ここでわざと違法サイトでも行くとする(行くだけで違法になるサイトは、日本からではいまのところ思いつかないが)。そこでこのパソコンを覗き見している連中が言いふらすとする。そうすれば、相手側の名誉毀損が成立――といった、法律を囓っていれば、ごくごく簡単な話である。小賢しい方法はブログで確認済み。知恵が足りないのだろうか。

 

まあどうでもいい。自分を守るためには、或る程度〝人でなし〟にならなければいけない。権力を得れば得るほど、人でなしの度合いは高い。

 

たとえば警察。一方通行の道で逆走してきた車をわざと捕まえる。入れないようにすれば良いだけではないだろうか? 教師は、最近は厳しくなったものの、一昔前なら日教組に属していれば生徒相手に猥褻事件を起こしても名前が出なかった。高知では熱心な教師ほど辺境に送られる。体罰を繰り返していた教師が教頭になった話も聴いた。

 

今では、ちょっと喧嘩している相手が、権力と子供を使って色々しているようだが、すべて塞いである。手の中で暴れる痛みを我慢すれば、少々のことでは動けまい。健常者には健常者の「責務」がある。刑事でダメなら民事がある。それだけのこと。あとは決意次第。警察は「勝てる」か「勝てない」かで動く。メンツを守るためなら庶民を切り落とす。この辺は医者と似ている。「高知白バイ事件」を「高知県民が」一番「知らない」「事実」が現に存在している。厳然たる事実。揺るぎない真実。

 

話が逸れたようだが、まあいいや。デュー・プロセスは守ったほうが、一般市民にとっても「ためになる」。それだけの話。