「えっ? 日本の法律?」 | レアさんのブログ

「えっ? 日本の法律?」

最近、外国から見た日本本をよく読んでいるので、「実践」ならぬ「実戦」法律でも少し。

 

日本で「乞食行為」は軽犯罪法違反。単なる豆知識だけど、これだと托鉢なんかも取り締まられる可能性がありますね~。他にも、ギターケース開いて音楽やってる外国人ミュージシャン……は、一応「対価」があるのでセーフかな? もちろん、警官には何か言われそうですけどねぇ。あと、「割り込み」も軽犯罪法違反だったような。ドイツとは違い、怒鳴りあいではすみません。

 

それと、日本人も知らない法律違反。最近、テレビでちらっと紹介を見たのは「LGBT」、いわゆる「性的マイノリティ」について描かれた日本の映画です。日本では理解が進んでいないでしょうが、もし聞こえるように「あの人は○○だから」と、スーパーででも言えば、日本では「侮辱罪」で「常人逮捕」されます。もちろん、幾つかの要件はありますが、もっぱら被害者側に有利にできています。また、常人逮捕は珍しいため、名前は大丈夫でしょうが、ネット・ニュースぐらいにはなります。

また、言いふらしたら、今の日本の環境では「名誉毀損罪」になる可能性が高いです。「部屋の中で三人が言ったことが町中に広まった」ら、名誉毀損確定(判例による)です。

 

そういや、私もブログでは過激なことも書きまくっていますが、法律には抵触しないようにしています。ましてや匿名ブログ。ましてや、この前は不正アクセスまで受けました(メールで通知が来ました)。私も完全に内容はチェックしていないので、何をどう信じても、私は関知いたしません。その情報を元に何らかの構成要件に該当、つまり、刑法に抵触する場合は、或る日、あなたの家に警官が突然あらわれるかも知れません。脅しでもなんでもありません。

 

この「信じた者負け」な刑法はどうやら各国共通、というか、日本では比較的マシです。明石家さんまはオーストラリアの空港で、いつもの日本のように、日本人観光客にサービスで挨拶していたら捕まりました。明石家さんまはあんなに海外に行っているのに海外の警察には疎く、横柄な態度をとっていたので、しまいにはFBIが来ました。日本人ガイドさんの必死の庇い立てがあって、なんとか釈放されましたが、取り調べの映像を全部渡され「もし日本のテレビで言ったらどうなるか判ってるだろうな」と念を押されたそうです。明石家さんまは未だにその映像を誰にも見せられないそうです。

 

最近では北朝鮮の大物が殺害されました。「日本のテレビ」と「信じた」女は「実行犯」として、世界中に放送されています。日本では「間接正犯」といった概念がありますが、シンガポールではあるやらないやら。中南米人でしたっけ、日本の裁判にかけられると「俺がそんなことするヤツに見えるか?」と、まあ男女問わずらしいですけど、思いっきり裁判官の心証を悪くする言い訳をするらしいです。

 

それに比べれば、まだ日本は優しいと言えます。少年犯の実名を個人が堂々とホーム・ページに書いても、法務局でしたっけ、強制削除ぐらいで済みますから。――凶悪少年犯に限りますが。

日本と言わず、インターネットではすべて「足跡」がつくようになりました。昔は消せていましたが、警視庁が強化したため、逃げられません。このブログでも、敢えて知識をつけないようにしている私ですら、簡単に判る「足跡」を残して、悪質なコメントを垂れ流す馬鹿がいます。Facebookをしていたときには、どうやらスクウェア・エニックス・ホールディングスの関係者らしい人間が社内情報を垂れ流していました。指摘したらブロックされましたが。それと同じように、ブログもブロック機能がついています。ああ、良かった。

 

情報、特にネット上では真偽不明な情報が溢れています。気をつけましょう――では済まないのが日本の法律です。「名誉毀損罪」は、「真偽を問わず」、また「実際に効果がなくても」「名誉を毀損する内容」であれば処罰されます。「刑法なら〝故意〟が必要」と法律を知っている人なら反論するかも知れませんが、よく考えてみて下さい。「他人を貶める情報」を「表現」すること自体が「故意」とは思いませんか? 少なくとも裁判官なら、そう「看做す」ことでしょう。外国と日本で違うのは警官の「影響力」でしょう。日本では「警察官が訪れる」=「普通の人間は恐れる」が普通です。私の母は、私が裁判員裁判における裁判員の候補者のリストに入ったという内容の手紙が「検察」から届いただけで取り乱していました。無知って恐いですね。海外、特にアメリカでは……。色々と問題になっているので一概には言えませんが「人種によっては撃ち殺される」なんて事件が昔から途絶えません。ドイツでは「風邪用のマスクをして銀行に入る」と、撃ち殺される可能性もあるとか。それは極端ですが、「重い流行病なの?」とは普通に思われるそうなので、ご注意を。

 

色々と書きましたが、どうでしょうか?

私はたまに実名も交えて書きますが、それは相手がもっと重い犯罪を犯している場合に限ります。須藤なんて、念書を取ってある上に、うちに脅迫電話まで架けてきてます。全部、警察に通告してあります。残念ながら、こういった件に関しては「時効」が存在しません。向こうも謝っていませんし、なにより「二度と近寄らない」といった念書つきです。一番の決め手は、私は彼らの実名を知りません。でも、知っている警察関係者にはすべてに彼らの行為を通告してあります。脅迫電話さえなければ、私が悪者で終わったんですけどねぇ。警官も監察官に会いたくなければ、私に何も言ってこないことでしょう。私はまだ、彼らが二回り以上は下の年齢の監察官に平謝りする情報を握ったままですし。退職金も惜しいでしょうし、ねぇ。

 

こういった風に、法律をちょっと知っていると、日常生活も円滑に進むわけです。「こっちにはもっと強い味方が」と思っている馬鹿たちが、爪の先っちょしか見せていない私にかかってくる日本は、とても平和な国だと思います。少なくとも、過去の歴史で麻薬には恐ろしく罪が重く、いまだに賄賂が横行する中国や、「世論で動く最高裁」「法服の色の意味が判っているのか」と日本のキャスターに揶揄されていた韓国よりかは優しいと思います。また、ストリート・チルドレンがいるところなんか、人の命は数十ドルで動きます。法律上での「下」を見れば、果てがありません。

 

あと、私は法律関係の職を目指していましたが、「辞めました」。日本の政策の失敗で、新人弁護士も「年収400万ぐらいなら雇う」と言われるぐらい「安い職」になりました。また、試験の合格人数の水増しで「馬鹿な弁護士が増えた」と、老練の弁護士が嘆いているのも知っています。この意味では〝国際化〟してきました。海外ドラマなどで「国選など役に立たない」と吐き捨てるシーンがあります。本当に役に立たないんでしょうね。だから、法律は「知っている」だけにします。多分、「法律上」や「国の庇護」の面では、そこらの弁護士やら医者よりかは、障がい者のほうが「上」ですし。

なにより、誰かを「障がい者」に「した」ら、いくら過失でも「重過失」、故意なら実刑確実の「傷害罪」です。前にも書きましたが、「引っ越しおばさん」は実刑になりました。あんな「軽い」もので実刑です。しかも、一般には知られていませんが、ジャーナリストの急先鋒だった頃の勝谷さんがブログで「引っ越しおばさんについては〝哀しい過去〟があるので書かない」とまで書いていたのに、実刑です。日本ではかなり重い罪になるのでしょう。

 

日本に来る外国人の方も、日本のギャップを愉しむのは良いですが、法律も少しは勉強しておきましょう。その前に日常生活が難しいかも知れませんが。。