皆さん、こんにちは。
今日の高知県は、晴れのち曇りでしたが、夕方一時的に激しい雨が降りました。
明日は、曇り時々晴れで、最高気温は35度と暑くなりそうです。
今日は、神秘的な天体現象「月食、日食、金星の太陽面通過」を紹介します。
最初は、8月8日に撮影したばかりの「4分の1欠ける月食」です。
2時22分に欠け始め、3時20分に最大食、4時18分に終わりました。
全て撮影すると睡眠不足になるため、3時半に起きて撮影したのが次の写真です。
4分の1の月食でしたが、とても神秘的に見えました。
ここからは、今迄に撮影した「月食、日食、金星の太陽面通過」の写真をご覧ください。
最初は、2010年1月に撮影した「部分日食」の写真です。
これは、西の空に欠けながら沈む太陽の写真ですが、雲が多くあまり見られた方はいなかったように思います。
私もほとんど諦めていましたが、仕事から帰りに西空を見ると雲の隙間ができたので、急いで近くの山へ車をとばしました。
すると、雲の間に美しい部分日食が顔を見せてくれて大感激しました。右下が少し欠けています。
次は、2012年5月に撮影した「金環日食」です。
高知県は、前日の夜遅くまで雨が降っており、当日も曇りの予報でした。
このため、偏光フィルターも日食グラスも買わず、100%近く諦めていました。
しかし、日食を見ることができるように祈ったり、雲の隙間が大きくなるように念じたり、「まじない」を言ったりしていると、祈りが天に通じたのか、雲の間から日食が見え始めました。
雲の切れ目をじっと待ちながら、何とか写すことができたのが下の写真です。
次は、2012年6月に撮影した、大変珍しい天体現象の「金星の太陽面通過」の写真です。
太陽撮影用のフィルターも購入していなかったため、一時は諦めていましたが、せっかく好天気に恵まれ、二度と見ることができない貴重な天体現象のため、何とか工夫して撮影することができました。
先ず、カメラのレンズの先を覆うものがないか、探したけど何も見つからず、最後の手段として、写真ネガの黒い部分を3枚重ねてレンズの先に貼り付けて、一か八か撮影してみました。
最初は、失敗の連続で光しか写っていませんでしたが、悪戦苦闘の末、ついに撮影に成功しました。
目を傷める恐れがあるため、ピントも合わせにくく、感を頼りに写したため、少しピンボケになりましたが、貴重な写真をご覧ください。黒い小さな点が金星です。
次は、2013年4月に撮影した「小さな部分月食」の写真です。
月没が早い地域では、月が沈んでから月食が始まるので、月食を観測することができませんでした。
このため、月没帯食の様子を紹介したくて、頑張って早起きして撮影しました。
今回の月食は、わずか全体の2%が欠けるだけですので、あまり期待していませんでした。
しかし、実際に見てみると、沈む寸前でしたので、欠けた部分が大きく見え、赤くて美しい月食でした。
4時56分から5時まで撮影しました。
最後は、2014年10月に撮影した「皆既月食」の写真です。
高知県は、昼は澄み切った空が広がっていましたが、夕方になると厚い雲に覆われて、半分諦めていました。
ところが、6時半ごろベランダに出て見ると、いつの間にか晴れ間が見えており、部分月食が始まった月も顔を出していました。
急いてカメラをセットして、撮影を始めましたが、次々と雲が押し寄せて来るため、晴れ間を狙って撮影するなど、悪戦苦闘しました。
何とか連続写真を撮れましたが、皆既月食中は、殆ど雲に隠れていました。
薄雲がかかった月食もムードがあるため、掲載してあります。
それでは、欠ける様子を順にご覧ください。
如何でしたか?
私は、天体観察が好きで、高校時代は自作の天体望遠鏡で、新彗星を発見しようと、毎晩、星空を観察していました。
今でも、天体写真は大好きで、よく撮影していますが、宇宙は神秘的でロマンがありますね。