現場にひきづられない勇気を持つ | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

現場にひきづられない勇気を持つ

こんにちは、イナミネです。

震災の被害が、日々伝えられますが、原発の処置についても注目が集まっていますね。

危機管理を、などという言葉が叫ばれ、官邸も必死の対応を取っているようです。

阪神大震災では後手に回った自衛隊投入も、今回は逆に、日々指示と変更で混乱しているように見えます。

こういうときには、過去の危機対応の経験のあるOBの暫定的な復活なども必要だと思います。

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昨日は、現場とのつながりを持つ、リーダーを目指そうと、書きました。

今回は逆のお話です。

現場は、実際の作業をしたり、営業をしたりしています。

だから、作業の大変さ、営業での精神的なしんどさを身をもって体験しています。

なので、目標を立てる時に、現実の苦労や大変さにどうしても引きづられます。

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また、現場同士で、やりとりしている相手側の働く人々の顔も見えるわけで、そういう人々への心遣い、言ってしまえば情に流されます。

しかし、どうしても達成しなければならない目的であれば、現場の人たちのその場限りの不快感や不満も、踏み越えていく必要があります。

嫌な客との対話をしなければ、目的に達しなければ、出向かなければならないがあります。

目標通りの生産が出来なければ、早朝から深夜まで何日も働かなければならない。

それを自分ではなく、担当にさせる必要があります。

そうしないと、担当は、上司に依存し、しんどい案件は上司に回そうとします。

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ときに、現場を突き放す。

現場にやらせる。情を断つ。

それもまた必要です。


ただし、厳しい仕打ちはやった側は忘れていても、やられた側は覚えています。

その覚えられ方がどうか、ということが後々動きやすくなるかどうかの分かれ目です。

厳しい指示の後で、悦びを共有できるかです。

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