「ちゃんと言ったのに!」「伝えただろ!」の落とし穴 | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

「ちゃんと言ったのに!」「伝えただろ!」の落とし穴

こんにちは、イナミネです。

「伝えたのに。。」

「ちゃんと言ったろ。。」

とこちらが思っていても、相手がわかっていないことがあります。

たいていの職場のモメごとはこういう事から起きます。

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しばらく前に台湾の会社と製品の仕入れで対話していた頃、こういうことはしょっちゅうでした。

品質の基準が、先方とこちらで違うため、

「○○のデータを送れ」とか、

「xxを確認してほしい」とか、

やりとりをしますが、先方から満足な回答が来ません。

イライラして、電話をしますが、ラチがあきません。

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それを上司に相談すると、曰く、

「○○の定義は相手が理解しているか?」

「xxの中身をあいては納得しているか?」

「伝えているつもりでも、伝わっていないんじゃないか」

「伝える努力をもっとしろ」

と叱られました。

製品の梱包箱に適当に放り込んでおけば十分な台湾人と、パーツがきちんと固定されて整然とならんでいないと製品に見えない本人とでは、話はスムーズに伝わらなかったのです。

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では、同じ日本人同士の、職場ではどうでしょう。

基本的には同じように、互いに分かり合えていないことは多いです。

逆に相手が日本人であること、職場が同じでいつも顔をあわせているという安心感から、

「相手は、言えば理解するはず」

とタカをくくっていることが、余計に面倒をおこします


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極端な例ですが、

「あれやっといて」とか、

「きちんとやれよ」

では、伝わりません。

世代のギャップも広がり、「キチン」や、「きれいに」の感覚もずれてきています。

伝える側の努力は、これからもずっと必要ですね。

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