人に書いてもらうことの絶大な効果 | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

人に書いてもらうことの絶大な効果

こんにちは、イナミネです。

書くことが自分の思考やセルフイメージに影響を与える、という記事を掲載しました。

それでは、この「書くこと」を人にしてもらうと、どうなるのか?

それは、自分に起きたのと同じことが、その人に発生するのです。

書いたことが強く頭に残り、思考や感情に影響を与えるのです。

たとえば、商品をほめてもらう文書を書いてもらう。

すると、書いた人もなんとなく自己説得してその商品やメーカーに好意を深めます。

実例として、マーケティングの基本ツールに「お客様の声」というものがあります。

「この化粧品を使うことで、いままでのカサカサがなくなって、もうビックリ!」

とか

「激しい運動もしていないのに、みるみる5kgもやせちゃって。。」

というのが典型。

化粧品の通信販売のレターには、この集大成みたいなものが同封されていて、A3の紙にぎっしり書き込まれているようなものもありますね。

この手の、ちょっと胡散臭いモノだけでなく、業務用の機械の販売会社でも、ユーザー訪問記事をホームページに紹介をしているところもあります。

この「お客様の声」を書いた人は、その商品やメーカーに好意を持ちます。

ファンになっていくわけです。

「図書券やクオカードあげるので応援の声を買いてください。」と、依頼し、書いてもらう。

書いてもらうことで、ファンを図書券やクオカード代で買うのです


さらに、集まった「お客様の声」は、商品やメーカーの「信頼性の証」として使われる、供給者からすれば二度おいしいツールになるのです。


現代のマーケティングでは、人の心理になんらかの作用を起こさせるツールをたくさん用います。

人の心理を大きく動かせば、洗脳といわれます。

かすかに動かしてその場で購買してもらえる程度であれば、マーケティングと呼ばれ、許容されます。

程度問題とされているんですね。


ここでの「文章を書く」という心理作用を自分に使うもよし、お客さんに働きかけるもまたよしなのですね。