五台目の自転車 組み立て⑯ Alfineシフター修理 | RT's blog side.C

RT's blog side.C

電動アシスト自転車や24インチジュニアMTBなどの ニッチな自転車いじりブログ

先日、インジケーター部の表示(移動)不良が改善しないかとシフター本体からインジケーターユニットを取り外したら『指針軸』というパーツが折れてトドメさしてしまった。
シマノスモールパーツでAlfine11用シフターSL-S700のインジケーターユニット(Y6TV98020)が到着したので修理開始する。



説明書に『指針軸をカム体の溝に入れます』ってありますけど…シマノさん 見えないっす。無茶ぶりっす(´・ω・`)

直径1mm以下の指針軸を折れば取り寄せたインジケーターユニットが瞬時にゴミと化すので細心の注意が必要。
…あれ?(;・∀・)
インジケータユニットを上からはめただけでは、カム体の溝に指針軸が入らないらしくシフター本体との間に隙間ができてしまう。無理無理押さえ込めば、指針軸が折れるの必至!
また詰んだか!?
いや、その前に既にシフターが正常でないと考えるべきだろう

指針軸を折らずに、カム体の溝に無事はめてシフターの動作確認出来る方法はないのか?????


ケーブルグリスを糊の様にしてカム体をインジケータユニットに貼り付けて、シフター本体に上から蓋作戦!


上手く言ったv( ̄Д ̄)v イエイ

しかし…11速位置のインジケータが1速側にシフトしている(10.5速?)。

多分この10.5速を示す指針軸の位置ならばカム体の溝にピタリとはまり、インジケーターユニットが本体と隙間なく蓋ができるということなのだろう……やはり既にシフターが正常でない

どのパーツが犯人だ!

カム体『お前だ(*`皿´*)』

こいつ以外に犯人が考えられない!
よく見れば カム体に掘られている溝が謎の波打状態。
なして、こんな重要パーツがこのクオリティ?わざとなの?( ;ω;)

指針軸11速あたりの部分のカム体の溝外周をちょっと削りこんだら、インジケータ部の表示が10.5速→11速に改善されました。



じゃあ 1~10速では?


7速・6速が微妙(*'I')
SL-S700は11速・6速・1速の3つしか目盛りがないので、中間値である6速の表示針はキチンとしてもらわないと困る!
*正常例*


これもなんとか改善できないかとちょっと7~6速あたりを削りこんだ結果…

6速表示は多少改善されたが…8速と7速の変速時の針移動距離が縮小した。すごい違和感。結局、カム体の溝はフリーハンドのデザインナイフで制御できるアバウトさでないわ(ヽ'ω`) と悟った。
8段Alfineのシフターはインジケータ部に目盛りが8速分あるのに、SL-S700に目盛りが無いのはこの辺りのシビアさが要因なのかも…
*8速シフター*






うわっ!(・ω・|l|)
カム体はスモールパーツじゃないんだ。カム体を新品にしたかったら本体まるまる買い換えですか~ (›´ω`‹ )

修理断念。2年半前の購入パーツ。物置での長期保管中の温度変化にやられたと無理無理自分を納得させた。
もう新品買うわ。涙目(ヽ'ω`)カネガー