前回の記事の続きです。
イーグルスのセカンドアルバム「Desperado」から、バーニー・リードン作・リードヴォーカルの「Bitter Creek」を。
引き続きPocoも。前回は薔薇にちなんだ曲でしたが、今回はモクレンです。
「Magnolia」という美しい曲をUPしますね。
「Bitter Creek」は、バーニーのアコースティックギターが冴える、個性的なナンバー。
抑えられたクールなコーラスもいいです。
いぶし銀の渋さにどこか透明感も感じる、独特の印象があるんですよね。
ドゥーリン・ドルトン強盗団の一員であったジョージ・ニューコムは、「俺はビタークリークから来た狼」という小説の一説を口にしていたことから、ビタークリークと呼ばれることになったとか。
・・・若い頃はわかってなかった
年寄りに説教されてた 「坊や 深い川を渡るんじゃないよ」
deep in bitter creek、 川にひっかけてるんですね。
覚悟をもって、最後の大仕事に臨むビタークリークが歌われてます。
この曲が持つクールな透明感は、そんな彼の心境を表しているように思えるのです。
さて、男性的で渋いイーグルスの「ビタークリーク」とは対照的な、Pocoの「マグノリア」。
こちらはロマンチックなスローバラードです。
ポール・コットンの雰囲気のあるヴォーカル、夢見るようなペダルスティールの音色・・・
なんとも美しい曲。
”マグノリア ”は、愛しい女性の名前でしょうか。それとも花にたとえたのでしょうか。
アルバム「Crazy Eyes」(1973年)に収録されているカバー曲ですが、ポコの代表曲の1つになりました。
Eagles 「Bitter Creek」
Poco 「Magnolia」
マグノリアの花のイラストが、とても優美な映像。