RW「ジャンプ+連載グランプリ」出陣
どうも今月初登場の遊木です。
死地より舞い戻ってきました。
はい、Twitterなどをご覧になっていた方はご存知かと思いますが、先日までRandom Walk漫画メンバー(遊木、霧島、米原)はめっちゃ修羅場っていました。
今回はそのことについて詳しく触れていきたいと思います。
※ちなみに9月頭に発表する予定だったHCP共同作品「黒羊は夢に哭く」は、諸事情により10月上旬の発表予定です。もうしばしお待ちください。
はい。先日まで当サークル漫画組が挑んでいたものは、「ジャンプ+連載グランプリ」というものです。
今回は第2回で、第1回はジャンプルーキー登録者のみ参加可能だったのですが、今回からはpixivからも募集していたので、私たちはそちらから参加しました。
グランプリ内容をざっくり説明すると、
・グランプリを取ると、ジャンプ+での連載権およびコミック化が確約される。
・その他特別賞ではジャンプ+での短期連載権が確約される。
・応募に必要なものは、オリジナルのマンガの第1話~第3話。(第1話は完成原稿、第2話・第3話はネームでも可)
・3話合計で100ページ以内。180ページ描き続けると想定して、その冒頭3話を執筆する。
・「一次選考→読者投票、二次選考→編集部選考、三次審査→読者投票、最終選考→ジャンプ編集長+副編集長選考」となっている。
こんな感じです。
5月ぐらいに「サークルでも参加するか~」という方向になり、それぞれ個人の制作をしつつ裏で準備を進めていました。特に私と米原は8月中旬までゲーム制作をしていたので、かなり同時進行でしたが…なんとか完遂できて良かったです。
今回の制作では「あくまでも少年漫画」という点を大事にし、ミーティングでも8・9月とおよそ二ヶ月かけて扱い、今までで一番丁寧に議論しました。
まず、作者が全員女性な点はかなりウィークポイントだと思ったので、サークル男性陣である須々木、北村の意見をなるべく取り入れ、プロット、ネーム共にお互いの作品について遠慮なく意見交換を重ねました。
今まではネームの確認程度で済ませていた意見交換も、設定の段階からがっつりテコ入れしたので、漫画組は精神的にもかなり消耗したと思います……。
ただその結果、3作品とも当初より大分男性でも読めるものになったのではないかと。
(それでもやはり“漂う女性向け臭”はぬぐいきれなかったので、次回のミーティングではもっとどうしたら少年漫画になったのか、というテーマでディスカッションをやる予定です)
何気に今まで、公の漫画賞的なものにサークルメンバーと取り組んだことがなかったので、そういった意味ではかなり新しい体験でした。
最終的にはもちろん自分一人で完成させなければいけないのですが、同じ目的に取り組んでいる仲間が身近にいるのは非常に励みになります。
Twitterなどを覗くと「あ…みんなも死にそうになりながら作業してるわ…」とわかりますしね笑
私も「少年漫画のための少年漫画」を意識して制作したのは初めてだったので、いろいろ考えさせられたり学ぶことが多かったです。
作品についての詳しいあれやこれやは別記事であげますので、そちらをどうぞ~。
そういえば、ミーティングで「ペンタブが滑るのどうにかならんのか」という話題が出たとき、その場で調べたら「漫画原稿用紙を貼ると良い」とあったので早速試しました。
やばいです。
めっちゃ描きやすくなりました…!
最近のペンタブは直接ペンが板に触れなくても感知するので、滑ってお困りの方は是非いろいろ貼り付けて描き良いものを試してみて下さい。
☆「ジャンプ+連載グランプリ」参加作品一覧
・RED DESERTER 遊木秋勇 作
・野巫-YABU- 霧島凜 作
・タロウに花マル 米原のぞみ 作
aki