もう11月や…;AE 解剖しちゃうわ―番外編②「光る魔方陣」 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

もう11月や…;AE 解剖しちゃうわ―番外編②「光る魔方陣」

どうも遊木です。
ついに11月ですね。なんだか11月にしては例年より気温が高い気がします。

さて、もうすぐサークルの成長期間が終わりますが、10月は自分的には結構丁寧な勉強の方法を取っていました。もともと、「わからないもんは置いていけ、やってれば後からついてくる!」方式で物事を強行突破するタイプなのですが(ぇ)、先月は「わからない所があったらどんだけ時間をかけても、理解するまでは前へと進まない」方式でやっていました。前者だと、粗削りだけどスピーディに広範囲が覚えられて、後者だと、鈍足で狭い範囲だけどしっかりと身に付きます。
今回は出だしを鈍足にして、ある程度の基礎が固まったらスピードアップ!方式でいきます。まぁ多分これが一番良い方法なのだろう。



ということで、After Effects番外編その②。
唐突に作った魔方陣です。そんなに難しいことはしていません。このぐらいなら1時間かからないぐらいで多分いけます。





◆「光る魔方陣」解説

①まず素材を用意します。
今回はこちらの素材をお借りしました。PSDで魔方陣が細かくレイヤー分けされていてとても使い安いです。イラレなどで自分で作る場合は、別々に動かす部分をすべて分けて保存しましょう。

今回は、

乱歩酔歩

①外円
②内円
③中心円
④十二宮
⑤十二宮テキスト
⑥小文字
⑦中文字
⑧五角形

の8つに分けています。
黒背景で使うので、PhotoShopで白黒反転してからそれぞれ保存しました。全てpsdです。


②AEに読み込んだら、全てキーフレームにドラッグします。
わかりやすいように魔方陣の外側からいじっていくので、キーフレーム上の並び順もそのように整列します。


③そうしたらまず最初に、8つの素材全てに[回転]をかけます。
今回は隣り合っている同士が互い違いになるように回転させ、スピードにも変化をつけました。これを繰り返し、8つの素材すべてに回転をつけます。


③次に8つの素材をプリコンポーズし、3Dレイヤーにチェックを入れます。
この段階でXYZ軸、スケールなどを調節して全体の動きを決めます。今回は陣自体が回転しながら近づいてきて、最後の2.5秒は柄を見せるために本体の動きを止めました。


④アニメーションがつけ終わったら、後の加工で使うためにこれをコピペしておきます。


⑤次に[スタイライズ]→[グロー]の数値をいじり、陣を発光させて雰囲気を出します。


⑥⑤をコピペして、不透明度を下げてちょっとずらして重ねます。そうすると陣に厚みが出たように見えるからです。


⑦次に④でコピペしたものに[Generate]→[CC Light Burst2.5]をかけ、不透明度を下げます。今回は中心点を右下にして、陣から光が上に放たれている感じにしました。これのスケールと不透明度をいじくって、途中から出現して最終的に⑤⑥がこの大きさに追いつく感じにしました。


⑧最後は新規平面レイヤーに[旧バージョン]→[稲妻]で赤い稲妻を走らせて、うるさくない程度に不透明度を下げたら完成です。




魔方陣はファンタジーものなどでも使い勝手が良いので、覚えると便利です。
ただ回転しているだけでも結構それっぽく見えますし。


ちょいちょいアニメで使えそうな技術を増やしていけたらと思います。


aki