リレー小説開幕(タイトル募集中)
ネタがなさ過ぎてブログの更新ができないので、リレー小説はじめます。
「つづく」と書いて1話完結というオチは避けたいと思います。
メンバーの誰かが空気を読んでくれると信じます。
ちなみに、脳味噌を通さず手が勝手にうっているので、内容に関して一切責任は持てませぬ。
《#001》
降りしきる雨の中、高校への近道となる公園を駆け抜ける少年の姿があった。
にわか雨だったが、すでにそこかしこに水たまりができていて、踏みしめた足で小さくはねていった。
着ているのは高校の制服だが、少し華奢な体格なのでアンバランスに見えてしまう。
「アルフォード・シフォン!」
背後から声が聞こえた。
それが少年の名前だった。
いや、正確に言えば、あだ名だった。
実際には、とてつもなく和風テイストで重厚な本名があるのだが、その名を呼ぶと血の雨が降ることを皆が理解しているので、誰も呼ぶことはなかった。
この点については、いずれ血の雨が降ったときに詳しく語られることだろう。
とりあえず、アルフォード・シフォンは名前を呼ばれて振り返った。
そのときだった。
雨の勢いが、一瞬のうちに激しくなり、同時にあたりがパッと明るくなった。
刹那、雷鳴が空気を震わせる。
少年は、誰にも聞こえないような小さな声で言った。
「い、委員長・・・」
--つづく--
いやむしろ、つづけ。
sho
「つづく」と書いて1話完結というオチは避けたいと思います。
メンバーの誰かが空気を読んでくれると信じます。
ちなみに、脳味噌を通さず手が勝手にうっているので、内容に関して一切責任は持てませぬ。
《#001》
降りしきる雨の中、高校への近道となる公園を駆け抜ける少年の姿があった。
にわか雨だったが、すでにそこかしこに水たまりができていて、踏みしめた足で小さくはねていった。
着ているのは高校の制服だが、少し華奢な体格なのでアンバランスに見えてしまう。
「アルフォード・シフォン!」
背後から声が聞こえた。
それが少年の名前だった。
いや、正確に言えば、あだ名だった。
実際には、とてつもなく和風テイストで重厚な本名があるのだが、その名を呼ぶと血の雨が降ることを皆が理解しているので、誰も呼ぶことはなかった。
この点については、いずれ血の雨が降ったときに詳しく語られることだろう。
とりあえず、アルフォード・シフォンは名前を呼ばれて振り返った。
そのときだった。
雨の勢いが、一瞬のうちに激しくなり、同時にあたりがパッと明るくなった。
刹那、雷鳴が空気を震わせる。
少年は、誰にも聞こえないような小さな声で言った。
「い、委員長・・・」
--つづく--
いやむしろ、つづけ。
sho