風の強い日は沖縄の嵐を思い出す
嵐で船が欠航し
神の島に取り残され
魂の衝動のままに
真っ暗な森に向かって
一心不乱に踊り続けたあの夜
胸の奥に直接響く神の雄叫び
吹き荒れる雨風
鳴り響く樹々のうねり
止まらない涙
震える身体
ちっぽけな
ちっぽけな
人として
ただ命を
差し出すしかなかった
試すように神はせせら笑い
何度も私のエゴを浮き彫りにし
誰も愛せない
誰も幸せにできない
生まれてきたという罪を持つ
何も持たない私をあらわにした
自分を責めるなんていう
生易しい感情ではなく
神のエネルギーに呼応して
何千年もの罪が噴き出し
息をしている自分の醜さに
吐き気がするような狂気のなかで
ただゆっくりと踊り続けた
私はあの時
大好きな家族とも縁をきり
出逢った人たちにも別れを告げ
出逢ったばかりのたっちゃんにも
奥様と話し合ってとお願いし
本当に本当に何も持たなかったから
命は惜しくなかった
死にたいわけでもなく
生きたいわけでもなく
私は私ですらなくなり
無になり空になり
それでも私であるために
踊り続け大地を踏みしめ
命を差し出し続けた
私の命の価値は神が決める
私の命はその踊りのなかで
まだ見ぬ人たちを深く愛した
神さま
人はどうして
こんなにも愚かなのでしょう
私はどうしてこんなにも
浅はかで醜いのでしょう
神さまどうして人は
殺しあい憎しみあい奪いあい
神さまどうして私は・・・
繰り返しおわびしつつも
終わりのない欲望こそが人で
人が人である限りぶつかる
それでも私は人でありたいし
人を愛したいのだと
開き直りに近い祈りを繰り返した
胸に響く神々の怒りは悲しみに変わり
樹々の音も聞こえなくなり
何の音も耳に入らなくなった
どれほど踊りを続けたか
夢現のその空間は金色に包まれ
黄金と桃色の優しい観音さまが
ふんわりと階段を降りてくる様子が
脳内におぼろげにうつしだされ
気がつくと
部屋にいた。




神々は、
人に希望という夢を託した。
生きているという歓喜こそが
祈りなのだと神に教えられた。
 



2015年7月18日
セクシュアリティワークに
想いを寄せて過去を記す
神の想いを紡ぐ特別な場所
「性の尊厳」
それぞれが神となるために進む
新しい時代




深い深い闇へともぐっている
セクシュアリティワーク前の私
台風と繋がるのが趣味なので
わくわくが止まりません。
今夜にでもフォームが誕生しますように。
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ふと写真を撮ったら
知らない人がうつってました(爆)
だれだれーー
この男の人だれ(笑)
いや私なんですけど( ̄▽ ̄)
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本体は、闇が深いときほど
楽しく遊んでばっかりです(笑)