注意!!長文です( °д°)


今日の気持ち、診察内容を記録しておくためにもツラツラと書いていくとかなり長文に

なってしまいました。





今日は、診察日でした。


術後2年目の全身検査の結果が分かる日。



PET-CT(1月6日実施)


腫瘍マーカー(10月実施)


マンモ


乳腺エコー





マンモを取り終わり、技師さんが「確認しますから少しお待ちください」

と言う。

「はい大丈夫ですよ。次はおそらく診察です」


この何げない一言、技師さんの表情にも、「何か映ってたんじゃないか?」

と考える。技師さんの表情が、なんだか私を哀れ見るように見える


診察を待つ間、患者を呼び込む合間の時間の長さにすら、

ドキドキ、ドキドキする。

あまりに長い、長すぎる。

結果の悪い私を呼ぶことを躊躇してるのか・・・なんて悪いことばかり考える。



待ってる間、いろいろなことが頭をめぐる


この日を境に、


結果によっては、今後の仕事の内容も変わるだろうし、生活もまた一変するかもしれない。



もしもの結果だったとしても、告知されたときに覚悟したように、


きちんと受け入れ1つ1つ治療を重ねていけばいい。


私の目標とする、道しるべとなる同志はたくさんいる


ブログ村での、みなさんの治療に取り組む姿勢からいろいろなことを学んでいるから怖くない




そうはいっても、気分が悪くなるほど緊張してくる


吐き気すらもようしてきた。



去年の1年検診のときには、「絶対に大丈夫」という変な自信があって、あんまり心配じゃなかった




今回、なぜこんなに心配か。


「乳がんは全身病。リンパ、血液に乗って

全身に綿毛のように散らばっているだろうPETには映らなかった微小癌が

大きくなり形になるのには2年かかる」


というのを、告知当時に聞いていたからだ。



ちょうど2年。



リンパ節転移もあり、リンパ管侵襲もあったため


タンポポの綿毛のように散っていてもおかしくない。




いよいよ名前が呼ばれる。


いつもなら、へらへらした顔で部屋に入るのに、今日の私はなんだかおかしい


主治医が私に何か話しかけているのも、耳に入らないほど緊張している。



私の表情が硬いことにびっくりし、主治医も覗き込んで何か言っている。

何を言ったかも聞き取れなかったが、おそらくいつもと同じなら「調子はどう?」と聞いているのだろう

と判断し、


「す、す、すこぶる元気です」


と、蚊の鳴くような声で答える。



「それなら、良かった」と主治医。



「検査結果聞くのが緊張しすぎて・・・」という私に、





「PETも大丈夫だったよ」とニコニコしながら主治医。




「はぁ~ε=(。・д・。)」  緊張が一気に解ける





「あー、良かった。」

「マンモも?」

「腫瘍マーカーも?」


畳み掛けるように聞く私に、主治医も笑いながら


「マンモも大丈夫。まぁまぁ、ちょっと見てみるから待って」と。



「先生、毎年こういう想いで正月を超すんですよね。

今日からやっと、私の2014年は始まりです。」



笑顔でうなずきなら聞いてくれる。




そして、いつもの触診に加え、乳腺エコーを念入りに、たっぷり時間をかけてする


去年はエコーなし。



また心配になる。さっき、マンモ大丈夫って言ったよね。と頭をよぎる



たっぷり時間をかけた結果、「はい、いいでしょう」と。



そして、イスに座り直しもう一度結果をじっくり聞く。



全て異常ないようです。


PETを3Dっぽいのでグルグルと見ながら、


ほら、何も映ってないでしょ。と。



エコーも大丈夫そうですね。


「はい?大丈夫そう?って?」軽く突っ込む( °д°)



PET、マンモ、腫瘍マーカー、エコー、この4つが異常なければ大丈夫でしょう。

と、主治医自身言い聞かせるように、言っている。




2年前の初診時に、石灰化があると言われててずっと気になってたから

初めて聞いてみた。←実は毎回聞くのを忘れてた。


エコーも念入りにしてたし、今日こそは。



「先生、わたしって石灰化あるんですか?」


「うん。結構あるよ。健側にもまだらにいっぱい」  なにぃ?Σ(・ω・ノ)ノ!初耳ですけど。



「石灰化って癌になるんですか?」



「そんなことはないよ。癌になったあとに石灰化することはあるけど、こんだけいっぱい

散らばってるのは良性のことが多い。マンモの所見でもエコーでも、悪性の所見はないから大丈夫。

ただ、きちんと見ていく必要はあるよ」


どんな、オッパイやねん。石灰化だらけって。はぁ~( ̄▽ ̄)=3



でも優しい笑顔で丁寧に答えてくれて、安心した。



最後に、「みんな元気?」と聞いてくれた。

おそらく、がんセンター仲間と私が逢ってるのを知っていて(たぶん私が言った?)

聞いてくれたんだろう。


なんて、優しいのо(ж>▽<)y ☆

この一言、すごく嬉しかった。

また主治医の優しい一面に触れた一瞬だった。




実は、昨晩からまれにみる大雪で、車での通院が不可能となり

3時間かけて県外の病院へJRで移動した。


「こんなに大変な思いをして、時間をかけて、今の主治医の元に通う必要があるのか?」


検査結果を聞くストレスにプラスして、通院のストレスも大きく感じた1日だった。



だけど、診察を終えた瞬間、来てよかった。と心底思い、悩んだ自分を恥じた。



そして、どんどん涙があふれ出てきた。





また1年、大切な命をいただいた想い。


1日、1日を大切にして過ごしていきたい。



大好きな家族と笑って過ごせることに感謝。


明日が当たり前に来るとは思ってはいけない。


生きることに貪欲になろう。





いろいろな感情をリセットし、想いを新たにするためにも、この日は必要なのかもしれない。







さて、じっくり自分に問いかけてみよう

そして、今年の目標を立てよう。




長文お読みいただきありがとうございました。

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