実は、ママ友の中で3人乳がんがいる。


3人とも、長男が小学1年生から在籍した、サッカースポーツ少年団で一緒だった。

スポ少の同級生、15人中 3人が乳がん。Tさん。Sさん。そしてわたし。



Tさんは、6年前に発症。


Sさんは、3年前に発症。



昨日、Sさんからメールがきた。


3年目の検診で再発が分かった・・・aromaちゃんに相談したい・・・


すぐに折り返し電話した。


声を聴きたかったから。


術側に局所再発だった。


彼女は、温存手術をし、病理で断片陽性が分かり、このとき


全摘ではなく主治医は、また温存を勧めたそうだ。


しかも、抗がん剤をしてからの再手術となった。取り残しがないようにと。


そして、放射線治療。現在、ホルモン剤服用中。


なのに・・・


主治医は、


「この症例は、もしかしたら小さいみえない癌が3年前からあったのかも・・・」


と言うらしい。


主治医が信じられなくなった。再手術のときなぜ全摘を勧めなかったのかと。




年明けに入院して、全摘するそうだ。


電話口での、彼女は明るかった。


私はひたすら話を聞いた。


そして、絶対大丈夫!! 入院中、逢いに行くね。と・・・


私が、癌が分かった時、「大丈夫」と言われるとうれしかったから。


気休めでもいい・・・大丈夫かどうかなんて誰もわからないけど、


不思議と、「大丈夫」という言葉に安心した。


自分にも「大丈夫、大丈夫」と暗示をかけ奮い立たせた。



彼女は、強い。


逆に、話を聞いたわたしのほうが、電話を切ってから落ち込んだ。


私より2年前に発症した彼女の再発。


また入院して、3回目の手術をする彼女のことを想うと辛くなった。




辛く、悲しい現実。


そして、やはり癌の怖さを思い知る。


取り切って、なくなったわけではないってこと。



一旦、マイナス思考になると止まらない。


今まで、すべてを受け入れて前を向く!!なんて言ってた自分が


赤の他人じゃないかと思うほど。


いろんな不安がのしかかってきた。



最近よく考えてしまう。

入院中、もう働けないかもと思った時、働いてる自分が一番自分らしい・・と心底思い、


無理はしないと決めて、自分から望んだ仕事復帰。


仕事ができる幸せとは裏腹に、一年たった今、


仕事をしていると、結局無理をしてしまっている自分がいる。


バタバタとあっという間に一日が終わり、疲れが抜けない。


そして、不安になる。


結局、この負のスパイラルから抜け出せていない。



職場でも弱音を吐けない。病気の話はしない。


友達にも不安な気持ちを言うと、聞く側も迷惑だろうと思い


あまり話すことができない。


常に、明るくふるまってしまう。


職場のみんなは優しく、協力してくれるはずなのに、なぜか


結局自分の気持ちなんて、誰もわかってくれないんじゃないだろうか・・・


という孤立した思い込みが急にふつふつと湧いてきて不安に拍車をかける。


仕事中も、ずっと考えてしまい、目に涙がたまる。




ダンナにも癌が分かってから、涙を見せたこともないし、


不安な気持ちを吐露したことがない。


極力、抑えて明るくしてきた。



しかし、昨日、プチーンと何かが切れた。崩れた。


告知後、前へ前へ進んできた自分にいきなり急ブレーキがかかった。


ダンナの前で、ポロポロと涙を流し、


仕事をこのまま続けていてもいいと思うか・・・


先のことを考えるとすごく不安になる・・・


ということを初めて口にした。



そして、



結果、言わなければよかったと後悔することになる。


ガッカリ・・・(この続きは、また次回。)


あっ、ダンナの印象が悪くなるからフォローすると、

悪い人ではないんですよ。


とにかく、ダンナはわたしに弱音を吐かれたくない・・・ってことが分かった(泣)


これ以上がっかりしたくないので、ダンナにいうことやめた(笑)





自分のブログにもらったみんなからのコメントの、暖かく優しくそして強い言葉を読み返し、


みんなのブログへもお邪魔し、前を向いた心強い言葉を繰り返し読み、心に刻み


勇気と元気をもらった。


ここにきたら、みんな心は一つ。つながってる。


一人なんかじゃないって思えた。


ブログで、チャージ完了。


ホント、ブログはじめてて良かった。みんなに助けられる。


ブログに出逢えてなかったらどうなってたんだろう・・・と思う。



みんな、 ありがとう。





夜には、復活しました。


長文をお読みいただきありがとうございます。

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