マンガでわかる精神医療と食事のすすめ
闘う女医を読んでみました。
現代人の心療内科の受診率は年々増加している。
私も過去に通院歴があるので気になるテーマ。
年間の自殺者が3万人を超え、国が自殺防止キャンペーンを
進めてから状況は悪化だそうです。
体に異常が見当たらないけど不定愁訴を訴えると精神的な
病名が付けられ薬を飲むことに・・・・・
薬の副作用や薬物依存など問題視されています。
他の国に比べて医療保険が確立され負担額が最高でも3割り
高額で病院に行くことができないということはあまり聞きません。
だからかどうかわかりませんが・・・
生まれてから虚弱体質だった私は病院とは長い付き合い。
高校に上がるとあまり病気をしなくなったけど・・・
大人になって家族も含め人間関係など複雑になり心が風邪引いた。
どの病院に行ってもやたらと薬を出す先生が多い。
薬で楽になりたい自分と依存したくない自分との葛藤で辛かった
薬物療法以外にも催眠療法とか前世治療など模索して・・・
色んな治療法を探してる時に食事療法には行き着かなかった。
この本は一人の精神科医が、向精神薬では心の病は癒せないとして、
栄養療法を追求し、精神疾患の根本改善を目指し奮闘するストーリー。
薬に一切頼らない細胞(膜)栄養療法に取り組む
『ナチュラルクリニック代々木』をモデルに正しい食事・真の健康を
わかりやしくマンガにしたもの。
読んでみて興味深いことが沢山
完治率が低くたったの1%だということ。
病名を確定するのも難しい精神疾患なのに
何時間も待たされた挙句、診療はほんの数分で
患者をさばく為にろくに話も聞かず薬を処方される。
確かに病院をいくつか行ったけど先生によって
診断された病名も違うし薬もちがってたから余計混乱した。
(薬を出せば病院・製薬会社が儲かる)
そこで薬だけに頼らず食事の改善とサプリで傷ついたり
痩せてしまった脳の神経細胞そのものを治療し改善に導く療法。
サプリでレシチンって聞いたことあるけど・・・
天然の精神安定剤と言われてるんですって。
体に吸収されるとアセチルコリンという神経伝達物質に変化。
低分子のK・リゾレシチンは15分で効果が見られるとか。
もちろんそれだけでなくビタミンやミネラルも大切。
食品添加物などの有害な物を取らないこともね!!!
カップ麺やスナック菓子に多いけど食べちゃってるな~
食事の改善で良い効果を得られてる患者さんのお話も
興味深い。
やっぱり和食が良い。
発芽玄米に含まれるギャバはストレスの制御に
精神的に落ち着いて気持ちをコントロールしてくれる効果が。
魚料理はじっくり煮込んだ甘露煮がおすすめで
骨ごと食べればDHAが摂れ脳の神経細胞が構成されます。
健全な心の宿る身体作り、そう食育です。
パン好きだし、煮魚を食べる回数も少ないな~
読んでシャキッとしました。
権利と義務これらも当てはまる先生が
どれだけいるでしょう。
患者に寄り添うことのできるドクターが増えることを
切に願います。