釧路 らーめん工房 魚一(うおっち) | ラーメン馬鹿の言いたい放題

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北海道某市に住む元ラヲタのジジイが日常を語るブログです
10年続けたラーメン記事はあくまでも個人の戯言として、
こんな意見もあるんだなぁ という観点でご覧下さい



昨年、臨時休業でふられたお店にリベンジ

すぐ側の宿から散歩&朝ラーです



市場の奥にパーテーションで仕切られた店舗があります



基本の味が六種類で、それぞれにあっさり味/こってり味があり

さらに麺も細い麺、太い麺が選べます


エビ醤と少々迷いましたが、ここは初志貫徹です

魚醤ラーメン あっさり 細い麺 740円


魚醤(ぎょしょう)は、魚類または他の魚介類を主な原料にした液体状の調味料。魚醤油(うおしょうゆ)、塩魚汁(しょっつる)とも呼ばれる(Wikiより)


日本では”しょっつる” ”いしる” 、東南アジアでは”ナンプラー” ”ニョクマム” などが有名であり、ラーメン店でもかくし味として使用することが多い調味料ですが、こちらのお店は地元の秋刀魚を使って、魚醤そのものを作っているのがウリになっているようです









ひとくち目からキレのある旨味・塩味で、目覚めの一杯としてはなかなかのパンチ力


魚醤と言われなければ、鮮魚系の塩か白醤油ラーメンという感じですかね


もしもタレが魚醤100%だとすれば、匂いやエグミなどがかなり抑えられている感じで

内臓を入れず塩分高めで仕上げたものかと妄想


クセなんか全然なくて、普通に美味しいスープだと思いますが これでも駄目って人いるのかな?

少なくともタイ料理のフォーとかのスープ感ではなく、和風の魚出汁という印象です



個人的に残念だったのが麺

いかにも釧路な多加水細縮れですが、コシ=グルテンを感じない、粘土的食感です

茹で具合の問題ではありません、麺の性質です


まぁ市販の釧路麺は大体こんなもんなんですけど、まるひらや河むらはちゃんとコシがあるので比較してしまいます




タレに魚醤を入れるお店は少なくないと思うので、それほど斬新なアイデアではないとは思いますが、

魚醤を自作しただけでなく、そのまま魚醤ラーメンというネーミング、味で勝負したのが勝因でしょうね

もちろん話題性だけじゃなく、味も期待を裏切らないものだと思いました



んー、なんか俺も魚醤 作りたくなってきたぞ (やめるんだ俺!絶対に使い切れないぞ!)


自家製の魚醤、どっか他でもやりませんかね、 市場の側のあの店主とか(^^;



http://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1007709/