私の持ち株銘柄で、ひじょ~~に地味なヤスハラケミカル(4957)が立て続けに自己株式取得を行った。ここは一時東証二部から東証一部に昇格できる銘柄として注目していたのと、おそらく東証一部に昇格するための株主数クリアのために導入していた株主優待+配当が魅力的で保持していたのだが、サブプライム危機の折、値を下げたのを幸いに、すでにかなりの株数を買いましてしまっているところである。

で、あまりに地味なため というか、おそらく会社の方針として東証一部昇格ができるのにもかかわらず、その道をあきらめた節があり、その後優待の廃止と相成ったわけであるが、相変わらず堅実な経営と、まあ妥当な配当によってまだ手放していない。そこが、突如狂ったように自社株買い というのは、何かにおわないか?

以前、ダイレックスという、やはり同じような小型株を保持していたが、こいつはMBOによって高値で買われていった。今回のヤスハラの自己株買いがどういう背景なのかは定かでないが、なにか材料があってのことかも、と一応勘ぐってみるわけである。