平成7年のナトリウム漏れ事故以降、運転を停止している高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、県は17日、県原子力安全専門委員会を開催し、運転の再開について、安全性に「問題がない」などと再開を容認する内容の最終報告書をまとめた。西川一誠知事はこの報告を踏まえ、文部科学相、経済産業相との協議に臨み、近く運転再開の可否を判断する。

 同委員会は3月の審議で技術面から運転再開は可能と判断したが、国やもんじゅを運転する日本原子力研究開発機構に対して安全性を確保する方策などの要望をとりまとめるため、この日の審議を行った。

 運転再開にあたっては、特別な安全監視実施や設備・機器の保全強化、新しい知見を取り入れた耐震性評価などの安全性向上の3項目を要望に盛り込んだ。

 また、西川知事は運転再開の条件として、国が北陸新幹線の県内延伸を含む地域振興に積極的な姿勢を示すよう求めている。

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