『『パンとスープと猫日より』に見る 単調な日々の変化』

女優の小林聡美さんが好きでホンワカした気持ちを求める時に DVDを見ていて

『パンとスープと猫日より』と言う私の好きなものだらけのタイトルの作品を改めて見ました

理不尽な考えの会社を退職し亡くなった母親の残したお店をサンドイッチとスープだけを出す小さなレストランに改装し猫と暮らしながら周りに支えながら暮らすストーリーで

特に何かが起こることもない日常の暮らしのドラマですが

何気に小林聡美さんが醸し出す空気感が好きで見終わると身体が柔らかくなるような感じがしてボーッと見るのに最適です

夜中に久しぶりに見たのですが

最後の方に

「時間は知らない間に人や場所を変えるような気がします」と言うセリフにハッとしました

単調な事の繰り返しで日々同じ事の繰り返しで変化がなく不安になることもありますが

舞台も同じで同じ作品でもお客様も違えば天候体調も違うように

全く同じ日なんてあり得ないし

この単調な時間の繰り返しで自分のいる場所や気持ちは少しずつ変っていくものでその変わっていく小さな変化を感じれる事が本当の幸せかもと考えさせられる意外に深い作品です

「かもめ食堂」「めがね」「すいか」等が好きだった方は楽しめると思います

美味しい食べ物が沢山出てくるのでお腹がすきますよ