ラベンダー
ラベンダー(Lavender)
紫色の花をつけ、ポプリやハーブティーとしても知られるシソ科のハーブ
主にフランスやイギリス・ユーゴスラビア・日本などでも栽培されている。
リラックスや不眠などから鎮静作用・殺菌作用など、
万能薬として、私たちに恩恵をもたらしてくれる精油です。
昨年になりますが、アロマテラピー講座でのこと。
ご自身でもアロマテラピーを活用し、
私の講座にも数回参加してくださっている生徒さんが、
「私、ラベンダーの香り、好きだと思っていたんですけど、
最近、苦手みたいなんです。」とおっしゃったんですね。
私はピン!と来たので、別のラベンダーの精油を差し出し、
「この香りは、どうですか?」と確かめてもらいました。
すると、「これです。ラベンダーだ!」とおっしゃったんです。
ハーブとしてのラベンダーの種類は数多くありますが、
精油として利用する場合は下記の4種が主になります。
信頼性の高いブランドの精油には
ラテン語で下記のような学名が記載されています。
1.Lavandula angustifolia
Lavandula officinalis
(真正ラベンダー・トゥルーラベンダー)
2.Lavandula spica
Lavandula latifolia
(スパイクラベンダー)
3.Lavandula stoecas
( フレンチ・ラベンダー)
4.Lavandula flagrans
Lavandula hybrida
(ラバンジン)
1.は一般的なラベンダーの甘いフローラルな香りですが、
対して4.はスーッと苦味のある香りです。
種類によって香りが違うのはもちろんのこと、
収穫時期や原産国によっても違いが生じます。
ラベンダーは万人に好まれる香りと聞きますが、
私の経験上、香りの好き嫌いが激しいのではないかな?と思います。
人それぞれ香りの好みが違うので、本当に一概には言えないのです。
自分の好きな香りを探すことから始めましょう。