自由クラス(5月8日10日)机で絵を描くだけでなく・・・ | 0000

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今週の自由クラスは、自由でした。

すーちゃん、ひばりちゃん姉妹は、お庭でスケッチに没頭。

でも、二人はそれぞれ違っていて、ひばりちゃんは、モチーフに選んだお花を「観察スケッチ」。

すーちゃんは、観察して描いた絵に物語をつけて、絵本の挿絵のようにしました。

 

観察派のひばりちゃんは、なんども私のところに絵を持ってきて、塗り方についてレクチャー。

 

最初と最後では、立体感や着彩の追い込みが全く違っていて、

まさにエチュードに取り組みました。

 

一方すーちゃんは、不思議な心の宇宙になりました。

心の持ち主は、地球にやってきた宇宙人。

その心の宇宙には観察して描いた花だけでなく、大好きな果物、そして四隅に描いた黒い丸とフルーツドロップスのような水玉は、喜怒哀楽、感情の色彩。

いやはや、降参です。

それだけでなく、2作目もお庭で制作。この子の創造スタミナは本当にとてつもない。このまま頑張って欲しい。

 

年長さんのソースケは、とてもやんちゃですが、一度火がつくと、トライアスロン並みの持続力で描き続けます。

今回は「不思議なもの」を紙いっぱいに赤い色鉛筆で描きまくり。

ジャングルに生い茂る様々な植物や動物、不思議な生き物がパズルのように隠れています。

かと思えば、折り紙に夢中。

 

こうして息を抜きながら、自分の作品を完成させていくことに、

2年生クラスまでは注力します。

 

そして小4のNo.3は、あれこれ悩んだ挙句、魚図鑑を見ながら「アバちゃん」を描きました。

でもただのアバちゃんではなく、フランス語を喋るアバちゃん。

「先生、フランス語で美味しいっ何ですか?」と聞いてきたので、翻訳アプリで教えてあげると、吹き出しを描き「délicieux」と書き込み。読み方である「デリシュっ!」をなんども楽しそうにつぶやきました。

 

水曜日はダンボール工作に没頭。

原寸大のテニスラケットを作って、素振りの練習!!

すーちゃんは時計をダンボールで作って、壁に貼りました。

で、最初時計の数字を均等に配置して描けないので、私がお手本を。丸を描いて真ん中に十字を切り、12、3、6、9を入れました。自分でそれができると、本当に嬉しそう。

 

小さなことですが、知らなかったことを知る喜び。

そして実践したら、自分でできた達成感を、自由クラスでは体験して欲しいと思っています。

 

そのためには、まず問いかけること。教えを請うこと。

知らないことをそのままにせず、そばにいる大人にどんどん質問し、自分でやって見てください。