RAKUEN QUES† -4ページ目

いやしんぼ@金沢2日目前半戦

RAKUEN QUES†-主計町茶屋街

2日目は遅めに起床し、町をぶらぶら。

RAKUEN QUES†-ひがし茶屋街

宿のある片町からひがし茶屋街まで歩いた。名古屋と全然変わらない暑さ。汗びっとんびっとんである。


RAKUEN QUES†-ヒラメ

本日の昼飯はこちら。ひがし茶屋街にある「みつ川」で。なんでもここの店主はザギンの有名寿司屋Qべえで修業したって話。さてさて、どんな寿司が出てくることやら。



店内は清潔感が溢れ、ピンと空気が張りつめたような緊張感。ビールのグラスが薄い高級なやつで、噛み砕いてしまうんじゃないかと少し不安になる。



店主は気合いが入っているのはいいのだけれど、少し己の技に自信過剰になっているというか、若干傲岸さが滲み出ているような佇まい。



握り12貫をおまかせでいただく。1品目はヒラメ。ネタよりもシャリの主張が強い印象。甘味は皆無で、塩気強めの味付けが特徴的。酢も効いているんだけど、特に塩気が強い。開店直後でシャリの温度が少し高かったからか、特にそう感じたのかもしれないけど。



自家製っぽいガリもシャリと同じく甘味を排した硬派なお味。かなり酸っぱいっす。

RAKUEN QUES†-アラ

アラ。熟成させたような濃厚な旨味があっていいんだけど、これもシャリの強さが勝ってしまってるような。ただ、米粒がぴしっと立っていて、口腔内をつんつん刺激しながらパラリと解けていく様は流石と言ったところ。

RAKUEN QUES†-鰆

鰆の炙り。香ばしさと適度に乗った脂の甘さが良し。ウマイっす。

RAKUEN QUES†-バイ貝

バイ貝。コリコリを通り越して、ごりんごりんな食感。寿司として成立していないような気が・・・。



バイ貝は煮物の方が圧倒的に好きだなー。

RAKUEN QUES†-白エビ


白エビ。甘エビよりも上品な甘さ。文句なくウマイ。


RAKUEN QUES†-中トロ

中トロ。少し筋が気になったけど、口の中です~っととろけウマさが広がりまくりんぐ。当然のようにウマイ。

RAKUEN QUES†-新子

新子。コハダって正直そんなに美味しいと思ったことがないっす・・・。

RAKUEN QUES†-マグロ漬け

マグロ漬け。さっと10分程煮切りに漬けたマグロ。ねっとりして馴れた味。ちょっと味が強い気がしたけど、コレ大好き。

RAKUEN QUES†-アジ

アジ。酢で軽く〆たアジに白板昆布を乗せたもの。そんなに印象に残らなかったな。フツーにウマかったけど。

RAKUEN QUES†-アナゴ

アナゴ。白焼きを塩と柚子皮で。かなりアツアツで出てくる。ほわんほわんに柔らかくて甘くてウマイ!後でおかわりしますた。

RAKUEN QUES†-ウニ

うに。板盛りだったけど、ミョウバン臭さはさほど感じず。北海道で喰ったものと比べると落ちるけど美味しい。



この他、ハマグリの吸い物(美味しい)やきゅうりの糠漬け(これも真っ当なもの)と、炙ったのどぐろの手巻き寿司が出てきた。のどぐろは脂たっぷりで旨味もあって、かなりキャッチーなウマさ。

RAKUEN QUES†-アカイカ

追加のアカイカ。薄く削いだイカの身の間に大葉を挟んで細切りにしたものを握っている。ねっとりと甘く、大葉の爽やかさもいい感じ。みつ川に来たらこれは必食でしょう。かなり気に入った。


RAKUEN QUES†-蒸しアワビ


これも追加の蒸しアワビ。柔らかく濃厚な旨味。そしてはんなり。見事にウマイ。




ここのシャリには甘味や味が強めのネタが合ってるような気がするなー。シャリの味が強いので、ヒラメやアラなどの淡泊なネタとはちょっとちぐはぐな印象。



店主の人柄も含め、総合的には先月札幌で行った寿司屋の方が好みだったけど、ネタのレベルも握りの技術も総じて高く、かなりオススメできる店だと思った。ビールと酒を1合飲んで、おまかせ12貫と追加3貫に吸い物が付いて1万円弱は妥当かな。金沢へ来たらまた行ってみたいっす。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@金沢1日目

RAKUEN QUES†-武家屋敷

またまた休みがちょこんと取れたので、旅に出てみました。お盆っちゅーことでフライトは軒並み高額だったので、高速バスで金沢へ。名古屋から往復で6000円でした。意外と安いのね。



名神がちょっと渋滞してたけど、北陸道はスイスイ。ちょうど宿のチェックイン時間ぐらいに金沢に到着。晩飯まで長町武家屋敷跡をぶらぶら。



・・・しかし、暑いわぁ。早くビール飲みてー。

RAKUEN QUES†-本店いたる

午後5時半の開店時間ぴったりに、金沢で一番有名な居酒屋「いたる」へGO!開店早々行列が出来ていてビックリ。一人だからたぶん予約なしでも大丈夫だったけど、一応席を抑えていた英断は褒められてもいいな。


RAKUEN QUES†-バイ貝の煮物

突き出しのバイ貝の煮物。今が旬だからか最近良く目にするけど、コレ好きだなー。身は適度な弾力と旨味があって、ワタは臭味や苦味などなく、レバーのようなコクがあってウマイ。

RAKUEN QUES†-刺身盛り合わせ

刺身盛り合わせ 1500円




写真上から時計回りにがんどぶり(ぶりの子供)、ヒラメ、甘エビ、カジキ、タコだったかな。



市場で買ってきた新鮮な魚を、適当に切って刺身にしたって感じ。特にネタに合わせて厚さを変えたり寝かせたりとか、仕事をした様子はなし。フツーの居酒屋の刺身っす。

RAKUEN QUES†-白エビかき揚げ

白エビかき揚げ 800円




白エビのみのかき揚げかと思ったら、シイタケとか色々入ってました。でも、サクサク軽く揚がっていて、なかなか美味しい。天つゆも来たけど、塩でいただくのが一番。

RAKUEN QUES†-太きゅうり味噌づけ

加賀太きゅうり田舎味噌づけ 500円




さっぱりしてて口直しによし。

RAKUEN QUES†-治部煮

治部煮 800円




鴨の切り身に小麦粉を付けて、特産のすだれ麩や野菜と一緒に炊いた金沢の名物料理。鴨の旨味が良く出ていてウマイ。特に麩がイケてる。といっても、小麦粉のおかげか鴨肉自体にも旨味はしっかり残ってます。燗酒と良く合うわー。


RAKUEN QUES†-白ソイのアラ煮

白ムツのアラ煮 900円




ごぼうと一緒に炊いてます。甘辛味だと思ったんだけど、思いのほか甘さは控えめ。目の周りがコラーゲンたっぷりぷりんでウマかったが、全体的にはフツー。

RAKUEN QUES†-鯖へしこ

鯖へしこ 600円




鯖の糠漬け。酒飲みだったら、これはマストっすね!独特の香りと熟成により凝縮された旨味がたまらん!!最高にウマイぜ!!




これにて金沢で一番有名な居酒屋いたる編は終了。大将の下、店員はきちっと店内全体に気を配っていて、接客に関してはレベル高いっす。結論としては、居心地良くて、そこそこ美味しい居酒屋って印象。ビールと日本酒を3合ばかり飲んで、全部で8300円はちと高いかな。


RAKUEN QUES†-更科藤井

既に腹一杯なれど、1軒では終われず。すぐ側にある蕎麦屋(シャレではない)「更科藤井」へ。



いたるの混み具合がすごかったので、ここも混雑しているのではないかと心配だったが、それも杞憂であった。カウンターには、棺桶に片足突っ込んだような老夫妻のみ。むしろ、この店の行く末が心配になった。



しかし、この店が予想以上のヒット。ネットの評判を見てかなり期待していたのだけれど、その前評判以上に良さそうな店であった。あいにく腹がパンパンだったので、とりあえず酒を頼んで塩うにをねぶっていたのだけれど、その塩うにも良かったし、さっとサービスで出してくれた水ナスの糠漬けが、実にフレッシュで瑞々しくて思わず頬が緩む。

RAKUEN QUES†-ざるそば

〆は当然そば。十割生粉打ちが品切れだったので二八のざるを頼んだんだけど、しっかりそばの甘味と香りが感じられる端正なそばであった。かなりレベル高いっす。ツユがもうちょいキリッと辛口だったら、さらに良かったかな。



後日地元の人に聞いたんだけど、4000円のおまかせコースが最高らしい。ここの店主いいセンスしてそうだから、次回は絶対それで行こっと。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@北海道4日目

RAKUEN QUES†-中島公園

中島公園。すすきのから徒歩圏内に、こんな憩えそうな場所があるとは。札幌、恐るべし。

RAKUEN QUES†-狼スープ

この日は最終日。まずは道産の後輩が勧めるラーメン屋、狼スープへ行ってみた。

RAKUEN QUES†-味噌ラーメン

味噌らーめん 750円




多めの脂がスープを覆っているため、スープはいつまでたってもアッツアツ。塩分多めで結構オイリーなんだけど、強めに効かせたショウガでバランス取ってる感じかな。化調も感じるけどすみれ程ではなく、濃厚でパンチがあって悪くないっす。



麺は有名な西山製麺の特注麺らしい。フツーの味噌ラーメン用の麺と比べると、やや細めの中太麺。プリプリと強い弾力があって、スープとも相性良し。



出来ることならば、真冬に屋外で食べてみたい。そんなラーメンであった。おっさんには色々過剰気味なラーメンだが、たまにはこういうラーメンも悪くないっす。

RAKUEN QUES†-北海道庁旧庁舎

札幌もしばらく見納めとばかりに、一応観光などもしてみる。これは北海道庁旧本庁舎。

RAKUEN QUES†-時計台

時計台。旧札幌農学校演舞場。入場料200円をケチって中には入らず。

RAKUEN QUES†-大通公園

大通公園。これにてサクッと札幌観光終了。

RAKUEN QUES†-根室花まる

千歳へ行く前に、JRタワーステラプレイスの根室花まるという回転寿司へ。

RAKUEN QUES†-寿司

やっぱり回らない寿司の方がいいなーと再確認しただけであった・・・。

RAKUEN QUES†-北海道ラーメン道場

最後は空港にある北海道ラーメン道場へ。全然腹減ってないんだけど、せっかくだから1杯ぐらい喰っておこうかなと。

RAKUEN QUES†-えびみそ

えびみそそのまま 750円。




「エビ味」を謳う食べ物をいただくたびに思うんだけど、結局のところエビ味じゃなくてエビの殻味なことがほとんどだよね。腹減ってないせいもあると思うが、安っぽくて結構キッツイ匂い。



麺は表面が妙にツルツルで、弾力がなくサクッと噛み切れるヘンテコなモノ。なんであえて定番のプリシコ麺を外したんだろう?ちょっと理解に苦しむチョイスである。



腹減ってなかったから正当な評価は出来かねるが、二度目はないなこりゃ。エビ味のラーメンだったら、香港の一碗麺の蝦蝦蝦湯麺の方が圧倒的に完成度が高かったっすわ。まあ、あっちは1杯2000円ぐらいしたけどさ・・・。




ともあれ、北海道の食は充実していたなー。寿司とジンギスカンでホームランが出たし、上々な食い倒れ旅でしたわ。また魚が美味しくなる季節にでも再訪してみたいものである。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@北海道3日目

RAKUEN QUES†-men eiji hiragishi base

支笏湖から札幌へ戻る途中、有名なクラーク博士に挨拶でも・・・と思ったが、街道沿いの月寒温泉に吸い込まれてしまいひとっ風呂。さっぱりした後は、ラーメン喰ってまた汗を流すでやんす。新進気鋭、気合い入ってる系のmen-eiji HIRAGISHI BASEへ行ってみました。

RAKUEN QUES†-味噌らーめん

味噌ラーメン 730円




初日に喰ったすみれや、翌日喰うことになる狼スープなどの典型的な札幌味噌ラーメンと比べると油膜は薄め。にんにくやショウガ、ラー油がピリッと主張するスープは動物系と魚介系のダブルスープかな。無化調だけあって、後口もよくさらっといけちゃいます。



麺はプリッとした自家製中太麺。有名な西山製麺や森住製麺の真っ黄色のプリシコ熟成麺よりも風味がいいっす。



ただ、味噌ラーメンって結局味噌の味が支配的になっちゃって、醤油や塩と比べるとそれほど差が出ないんだよなあ。逆に言えば、どこで喰ってもそこそこ喰えてしまう。ここの味噌ラーメンもウマイんだけど、名古屋のラーメン屋が冬季限定で出す味噌ラーメンでも喰ったことがあるような味で、特に面白味もなし。



・・・いや、フツーにウマイんすけどね。

RAKUEN QUES†-宿から

札幌ではまた同じ宿に投宿。本日は9階の部屋でした。

RAKUEN QUES†-さっぽろジンギスカン

午後5時の開店時間ジャストに飛び込んだのは、すすきのにあるさっぽろジンギスカン。松田つり具というプレハブ小屋の2階にあるんだけど、そのオンボロ具合に怯むなかれ。このしょぼい階段を上った先に、極上のジンギスカンが待っているのだ。

RAKUEN QUES†-ジンギスカン

着席すると、問答無用で鉄板に脂身とニラ、たまねぎをセット。人数分の肉が運ばれてくる。



肉はほとんど脂身のない赤身肉。ぬらぬらと艶めかしく鮮やかな色合い。「さっと表面だけ焼いて、レアで食べてね」とのこと。言われた通り、さっと表面を焼いてからいただいてみる。



うおおおおおっっ・・・!!



この生ラム・・・、なまらウマイ!!



・・・などと、思わずどうしようもないダジャレが飛び出る程ウマイ!!柔らかくて、ジュースィー!臭味など皆無で、フレッシュなラムの風味がほんのり香るだけ!脂っ気がなく、淡泊で軽い味わいなんで、ツルツルなんぼでもイケちゃいそうだぜ!



裏を返せば、羊臭がたまらなく好き!!って人にはちょっと物足りない味かもしれないな。

RAKUEN QUES†-大将

目の前では店主が、肉を捌き、筋や脂身を取っている。フツーの店ならば肉屋に任せるであろう作業を、この店では自分でやっている。常に良い状態で肉を提供したいとの志の高さゆえ。なるほどなー、これがここの肉のウマさの秘密なのか!

RAKUEN QUES†-タレ

ここはタレも抜群にウマイ。店内の掲示によると、「干し貝柱、干しエビ、干しシイタケ、ショウガ、リンゴ、玉ねぎ、昆布、橙酢、赤ワイン、醤油、酒、みりん、砂糖、塩、ゴマ、シナモン、バジル、タイム、クローブ」が入っているらしい。そんな手が込んだタレに、好みで唐辛子(韓国産?全然辛くない)やおろしにんにくを入れていただきマンモス。

RAKUEN QUES†-キムチ飯し

あまりにも肉がウマいため、甘酸っぱいキャンパスライフの思い出とともに、学生時代の食欲がよみがえる。思わずキムチ飯を注文。



この残念な見た目といい、大盛400円という値段設定もちょっとアレなのだが、この貧相なご飯がここのジンギスカンと驚異的なマリアージュ。もはや何人たりとも私を止めること能わず。



肉とともに、ご飯がぐびぐびと喉を通っていく快感。こら、たまらんぜよ。



肉を追加すると、今度はサシが入った部分が登場。どうやら、赤身と脂が入った部分を交互に出してくるらしい。個人的には赤身の方が断トツで好みであった。

RAKUEN QUES†-タレのジャスミンティー割り

目の前で肉を捌く店主が、中途半端な肉の切れ端をどんどん追加してくれるので、1人前追加しただけでご馳走様。あ~、ウマかった!



食後はあまったタレをジャスミンティーで割っていただく。話には聞いており、正直こんなもん絶対マズイだろ~と思っていたのだが、コレが薬膳スープのようで予想外のウマさ!本当に掛け値なしにウマイので、騙されたと思って是非是非お試しあれ!



ここのジンギスカンはマジでウマかった!バックスクリーン直撃のホームラン級のウマさと言っても過言ではあるまいて。



お勘定は、酒も入れて1人あたり2500円ぐらいだったかな?いや~、いい店だった!次回はここで果ててもいいってぐらい、ガッツリ本気で喰ってみたいもんである。


RAKUEN QUES†-すすきの交差点

すすきの交差点。まだまだ夜は長いぜ。

RAKUEN QUES†-焼きカキ

次の店の予約時間までまだ時間があるので、初日に行った5坪へ。やっぱりここの安さはヤバイよなー。

RAKUEN QUES†-焼きホタテ

今日は開店直後に来たので、人気のホタテも健在。カキは1つ105円だが、こちらは1つ150円。バター醤油味で焼いてくれる。マズイはずがない。

RAKUEN QUES†-あんぽん

なんだかんだで腹パンパン。腹ごなしにバッティングセンターへ行ったが、大して効果なし。しかし、もう予約時間になるので行かねばなるまいよ。厚岸産カキで有名なあんぽんへ。

RAKUEN QUES†-突き出し

お通しはタコのトンビ(口の部分)とわかめの酢の物。キュッキュッと弾力のある食感で噛むほどに旨味がじんわり。甘酸っぱい味付けも好み。チョイお高めの店だけあって、さすがにウマイぞ。

RAKUEN QUES†-生ガキ

生ガキ。さっき5坪で喰ったのは1つ105円だったけど、こちらは1つ700円!さすがに相当大振りのカキが登場。



ちゅるりとすすると、磯の香りがすっと鼻に抜け、ミルキーな味わいが舌の上に広がりマウス。

RAKUEN QUES†-焼きガキ

こちらは焼きガキ。ぷりぷりジュースィーでウマイ。



んだけど、正直腹いっぱいで苦しいっす・・・。

RAKUEN QUES†-トキシラズ炭火焼

トキシラズの炭火焼。ものすごく脂が乗ってるんだけど、それが全然嫌味じゃなくてウマイ。火の通し方も絶妙。身はしっとり浅めの焼き具合だけど、皮はきちんと香ばしく仕上がっとります。



ちょっとお高いけど、なかなかいい店っぽいっすね。次回があれば1軒目で訪問して、ゆっくりじっくり楽しんでみたいっすね。

ほいじゃまた。

いやしんぼ@北海道2日目

RAKUEN QUES†-すすきの

2日目は宿をチェックアウトして、昼飯までぶらぶら。すすきの交差点にあるマクドナルドで時間を潰す。運び屋さんが高校生時代に合コン(?)をしたっていうぐらい年季の入ったマクドナルドなんだけど、それにしても喫煙がデフォルトな店内にビックリ。今時、こんなスモーカーに優しいマックもあるんだなあ。



思い返してみれば、新千歳空港でも待合スペースの一等地に喫煙室があったり、地下道にもちょこちょこ喫煙室があったりと、随分喫煙者に配慮しているような雰囲気を感じていた。北海道って結構喫煙率が高いんだろうか?



・・・などと疑問に思い、今Wikipediaを見てみたら、なんと北海道は喫煙率日本一であった!といっても、男性の喫煙率はベスト(?)5にも入ってない。女性の喫煙率がぶっちぎりの全国ナンバーワンで、それが男女平均のパーセンテージを牽引しているみたい。

RAKUEN QUES†-gopのアナグラ

昼飯は北海道名物のスープカレーを攻めてみた。行ったのはgopのアナグラという変な名前の店。かなりマニアックにスパイスにこだわってる店との触れ込みだ。ネットで調べてみると、賛否両論色々あったんだけど、「昨今のスープカレーはスパイスを軽視し、スープ重視に偏り過ぎてケシカラン・・・」といった、いかにもカレー通っぽい意見にビビビッときてしまったのが決め手だった。



ただ、知人のカレー神に感想を聞いたところ、「かなりキレキレのスパイスの味しかしねぇカレー」との評価・・・。さてさて、どんなもんでしょうかね・・・。


RAKUEN QUES†-スープカレー

スープカレー(チキンと野菜) 900円




一番人気っぽいチキンと野菜のスープカレーをオーダー。鮮烈なスパイスの香りが鼻腔を刺激し、食欲をそそる。見た目も色鮮やかでとてもウマそうである。



スープカレーは人生初。どうやって食べるのかよくわからん。とりあえずスープをずびびっとイッてみるか。



ずびびっ・・・



ほほう・・・



うん・・・、味がねぇわ・・・・・・。カレー神の言う通りだった・・・・・・。



いや、決してマズイわけじゃないのよ?どちらかといえば(?)、ウマイんだよ。でも塩気と旨味が圧倒的に足りないんだよね。主食のライスを喰わせるには完全に力不足なんですわ。



店主自らマニアックって言ってのけちゃうぐらいだから、かなりスパイスの扱いには気を使っている様子。それはそれでいいんだけど、スパイスをリスペクトするあまり、求道的になり過ぎちゃってるんじゃないかね。個人的にはカレーって、ウマイだけじゃなくて気分がウキウキワクワクする食べ物だと思うんだけど、このカレーじゃ全然テンションが上がらないっす。



正直、このカレーにはご飯はもちろんのこと、具も不要、というか合わないと思う。店主の嗜好を突き詰めれば、結局のところスープのみを提供するのがベストなんじゃないかと思ってしまいますわ。身も蓋もないような気がするけど。

RAKUEN QUES†-支笏湖モーラップキャンプ場

スープカレーを喰った後は札幌を離れ支笏湖へ。非常に残念なことに、空には重苦しい雲が垂れ込めていた。今にもザーザー雨が降ってきそうな空模様である。

RAKUEN QUES†-ホタテ

スーパーで買ってきた猿払産のホタテなどを焼いてみるが、予想に違わず雨がパラパラと降り始める。最悪である。

RAKUEN QUES†-北寄貝

この後、北寄貝やホッケ、コマイなどを焼いて喰った。ウマかったけど、次第に強くなっていく雨足に、追い立てられるように喰うハメに・・・。



しかし捨てる神あれば拾う神あり。ひどく雨が降り続けるので撤収しようかと思っていたところ、すぐ近くにテントを張っていたI夫妻が声をかけてくれたのだ。遠慮なくご相伴に預かり、毛ガニやらイカやら美味しくいただいた。どうもご馳走さんでござんす。

RAKUEN QUES†-シイタケ

翌朝、北海道ライフwith羆な話を拝聴しながら、とれたての天然シイタケもいただく。I夫妻と、その旦那さんの元部下であるTさんには本当にお世話になりました。こんな場で申し訳ございませんが、お礼を言わせていただきマンモス。どうもありがとうございました!

ほいじゃまた。