アクセス解析の利用
アクセス解析はとても便利なもので、今ではかなり多くのサイトが利用していると思います。
しかし、最近ではそのアクセス解析の利用方法がちょっと問題があるのでは?というサイトも見られます。
訪問者の方に不快感を与えないためにも、アクセス解析におけるマナーはある程度まもる必要があります。
一昔前までは何時に何人来たというぐらいの情報しかなかったのですが、最近のアクセス解析はかなり細かいことまでわかるようになっています。
では某有名解析サイトでわかる情報の内容の一部を紹介します。
・リンク元
・検索エンジン
・検索ワード
・サイト内での移動
・訪問の回数
・前回訪問からの時間
・ドメイン
・OS
・ブラウザ
・国/言語
・解像度
・カラー数
すごいですねぇ。
しかもこれが無料だから驚きです。
サイト管理者としては非常にありがたい限りです。
しかし問題はこの細かさが引き起こします。
特にドメインがわかってしまうのが怖いところ。
時々このドメインを無断で公開してしまう管理人さんがいるんですよね。
例えばキリ番を踏んだのに報告がなかったとき、サイトに対して批判的な意見が書き込まれたときなどなど。
まあ、荒らされたときなどは別にいいと思いますが、キリ番を報告しなかったのは別に何の罪でもないですし、批判的な意見は飽く迄も意見なので、荒らしとは全く違います。
とにかく、管理人さんが訪問者の方の個人情報を勝手に公開してしまうのはマナー違反です。
もちろん、ドメイン以外の情報もそうです。
例えば、「○○さんは100回もこのサイトに訪れてくれています。」といった報告を管理人が堂々とサイト上でしたとします。
多分管理人さんには悪意はないと思いますが、○○さんにとっては、それは自分にとって明かされたくない情報かもしれません。
何時に訪問したとかも公開しない方がいいと思います。
最近では、あまりにもアクセス解析が細かいために、アクセス解析を嫌う方も増えてきています。
監視されているようで気分が悪いという人が多いです。
個人を特定しない統計として、アクセス解析は利用しましょう。
絶対に個人を監視するようなマネだけは止めてください。
あともう1つ。
アクセス解析を設置すると、当然のことですがページは重くなります。
アクセス解析は複数個つけてもあまり意味がありませんので、出来る限りつける数を減らしましょう。
普通のバナー以上に重たいので注意が必要です。
~まとめ~
最近のアクセス解析は細かいために嫌う人もいる。
アクセス解析で得た個人のデータをサイト上に公開しない。
アクセス解析を設置しすぎない。
