師匠の方針、レバゴーヤ | らくえむ 楽笑

師匠の方針、レバゴーヤ




朝ごはん。

小ネギたっぷりのダシ入卵を一気に焼いて ラップでぎゅっ。


巻きたくない朝に


これは手抜きタイプですが

いちばん好きな卵料理は きちんと焼いたダシ巻き。

濃い目のカツオだしをたっぷり、味は控えめに 薄くふわっと焼き重ねます。


ダシ加減や火加減に加えて

卵の温度を常温にもどしておくのが成功のもと。

加えるカツオだしも ほんのり温かいほうがベター。

よく熱した鍋にケチり過ぎない油を塗って温度をおとさずに

数度に分けて焼き巻いて。


光ってプリンプリン、噛むとジューシーなダシ巻きが焼けると

ちょっと気分がいい。



卵料理と言えば・・・

最初に料理を教えてくれたのは 母・アサちゃんです。

小さいころから 台所ウロチョロを許してくれました。

三歳のころは 餃子の皮のふちに水を塗るのが大得意。


包丁も火も 早くから使わせてくれたようです。

指を切ることも やけどをすることも多くて

絆創膏とアロエ(←ほんとに効くのか?)は必需品でした。



ある日 卵焼きが伝授される瞬間がやってきました。


卵を溶いて コレとコレをこんな感じで混ぜて・・・

と、そこで 卵液をペロッとなめるよう促すアサちゃん。


味見をした後は それを一緒に焼いてくれました。



・・・で。問題は後日です。


前回ならった卵焼きを作ろうと 分量をたずねた娘に

アサちゃんは こう言い放ったのです。

「この前 なめてみた味にすればいい」 と。

「焼いてみて変な味だったら 次から調整すればいい」 と。


え!

幼な子には もっと手取り足取り 教えてあげるもんじゃないのか?

まるで 厨房に入った若者と親方ではないの。



つい最近、当時を振り返ったアサちゃん。

「我ながら 応用の利く教え方だったわ、ふふふ」と 得意気な表情。


結果的には いろいろチャレンジさせてくれて感謝していますが・・・


私が思うに。

アサちゃんも 数値化 というか、レシピにあらわすのが苦手

もしくは面倒だったのではないか。と。


大匙小匙なんてやってらんねぇ、えーぃ、なめさせちゃえ!

・・・だったかどうかは アサちゃんのみぞ知る。





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フライ空豆


揚げただけですね


成長がすすんで 皮が硬くなっていたので オリーブオイルで素揚げに。

勝手に皮が割れて 香ばしさも味わえます。

軽く塩をふって。





売り場に キャベツの花が並んでいました。


育てたの? 育っちゃったの?


キャベツの花として育てられたものか

たまたまキャベツが育ちすぎて花がついたのか?



スティックセニョールと菜の花のいいとこ取りみたいな味でした。

カラシびたしで。


きれいな色なので 薄い色の醤油で


手前は マンビキ(シイラ)の レモンソース


塩黒胡椒をふり、オリーブオイルのフライパンで両面をこんがり。


取り出して 鍋に白ワインを入れてアルコールをとばし

水ちょび、砂糖ちょび。

レモンスライスを落として火を止めます。





ゴーヤもお手ごろになってきました。


苦味が合うんです


ごま油で炒めて、モヤシと油通しした豚レバー。

最後にからめる合わせタレは

濃口醤油・砂糖・酒・豆板醤ちょび・八丁味噌ちょび・ニンニク 。


キムチを添えた 熱々ごはんと。


最後にビールもう一杯、と言いたくなってしまいました。



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