仕事が立て込んでいまして、ブログを書く気力もなく、一か月が過ぎてしまいました。

久しぶりの投稿です!


これからまた頑張って記事を書いていきたいと思ってます!





“世の中には、いろんな人がいるなぁ”の第3弾です。

ある日、電話がかかりました。声は40代くらいの女性です。


女性「あのー、ゴミを捨てて欲しいんですが・・・」


便利屋「ああ、いいですよ。それで、どんなゴミですか?」


女性「ゴミ袋3つなんですけど」


便利屋「えっ!ゴ、ゴミ袋ですか?」


女性「そうです。」



病気かなにかで動けないのかな?と思いを巡らしながら早速現場へ!。


15階建てマンションの13階でした。


ピンポーン♪。


出てきた方は、想像したより若い女性ですね。30代くらいですか。でもちょっとボリュームのある体形です。


便利屋「そのゴミ袋というのは、どれですか?」


女性「これです」


女性が指差したのは、確かに普通の市町村で出す一般のごみ袋3つでした。


便利屋「えっ。これですか」


(つづく)







「世の中には、いろんな人がいるなー」の第2弾です。



40代くらいの男性一人暮らしの方からの依頼です。電話では、きちんとした会話をされ、高学歴・エリートサラリーマンのような印象でした。


「部屋の掃除をして欲しい」との事。


「とりあえず、お伺いして見させてください」と言うと、「部屋はすごいことになってますけど・・・」との事。


内心「そうは言っても、たいがいは大したことはない」と思い、現地へ急行!


ワンルームマンションの1階のでした。


ピンポーン♪ 玄関の扉があき、出てきた方は予想通りの身なりのきちんとした方でした。


しっかーし!  部屋に入ってびっくり仰天!  「オーマイゴッド!(私は日本人ですが)  なんたることだー!!!」


壁から天井から“ゴキブリ”だらけーっっ!! まさにゴキブリ館状態ですーっ!


えーーーっ!こんな部屋でどうして生活できるのーーー!と思いましたが、さすがにお客様には言えず、「本当に、すごいことになってますねー」と言うのが精いっぱい(汗)


すると「そうでしょう」とお客様はニヤリ。


「そうでしょうじゃないだろー!この野郎っ! どうしたら、ここまでゴキブリを飼育・繁殖させることができるんだーーー!」と心の中で叫びました。


なんとベッドマットにたくさんの穴があいている。「なんで?」という顔をして見ていると、お客様は「ゴキブリがかじったんですよ・・・・・」


えーーーっ!ゴキブリが繊維を食べるのー? 不思議に思いましたが、「これだけいれば、食べるものがなくなり、繊維まで食べるのも仕方ないか・・・」 さもありなんと思い、ゴキブリに同情してしまいそうでしたが、「いかんいかん。俺は何を考えているんだ・・・」


しかし、すごい数だなー。数えませんでしたが、数千匹?いやいや数万匹?


どれだけいるか、見当もつきません。風呂場は更にすごいことに。壁・天井が真っ黒なくらいにいます。


さすがのポジティブシンキングの僕も、だんだんヤル気が失せてきますーーー。「どうしよう。断ろうかなー。さすがにこれは厳しいーーっ!!」


しかし、これで怯んでは男が廃るーと思い、「やりましょう!」「でも高くつきますよ!」と言うと、「いいです。やってもらえるなら」との事。


しっかり料金をもらい、数え切れないくらい殺虫剤を使い、ほぼ暗黒軍団をせん滅しましたー!チョキ


お客様は、「ああ、これでぐっすり眠れるわー」との事。


「ここまでの悲惨な状態になる前に、ゴキブリホイホイでも置いてきちんと対応していれば、普通こんなことにはならんだろうがっ!」と心で叫びましたが、「いやー良かったですね!また増えないようにしてくださいね!」


当然思ったことは、お客様ですから・・・口には出せません!



“世の中には、いろんな人がいるなー”











脱サラして、便利屋をやってます!


なぜ、そうなったかといいますと、父親が便利屋だったからです。

学生時代から父親の経営する便利屋のアルバイトをずーっとやってきましたので、「やれる!」という自信がありましたから・・・(というより、なんの得意技もない僕はこれでしか脱サラできませんでした)


それはそれは、いろいろな事をやりました。


引っ越しの手伝いや犬の散歩のような、便利屋としては当たり前の仕事から、こんなことよく人に頼むなーと思う依頼まで数多くこなしています。



そこで、“世の中にはいろんな人がいるなー”第一弾です。


海外に出かけるというキャバクラのお姉さんから依頼がありました。

その内容は、「一週間くらい海外に出かけます。一人暮らしなので、ペットの犬に毎日エサと水をあげて」というものです。


「でも、あなたのマンションのカギをあずからないと部屋に入れませんけど、どうします?」、これで断るかなと思ったら、「全くかまいませんけど・・・」との返事。


「えー、ご親族とか信頼のおける友人の方とかに頼まれたほうがいいんじゃないですか?」と言いましたが、「そんな人がいませんので、お願いします」との事。


ホントに大丈夫かなと不安に思いつつ、結局引き受けることになりました。


さて初日、あらかじめ預かっていた女の子のマンションキーで、部屋に入りました。


「えーっ。なんだこりゃーーー!」机の上にはダイヤの指輪や金のネックレスや現金などの貴重品がそのまま放置してあるし、洗濯物の下着もそのまま部屋干しのままーっ!。


赤の他人の自分が、プライベートな部屋に入るというのに、一切片づけもせず、生活していた状態そのままでした。


なんかこれやばくない・・・。盗ってもいないのに、「貴重品がなくなったー」ってあとから言われ、彼氏と名乗る強面のおにいさんに、「弁償しろ!この野郎!」と言われるのではないか・・・と急に不安になってきました。


毎日、エサやりに行けば犬は大喜び、しかし、私の心は不安だらけ。そんな一週間が過ぎ、お客様(きれいなキャバ嬢)は帰って来ました。


いよいよ料金の精算。心臓がドキドキ。なんか言い出さないか・・・。そんな私の胸中も彼女は知らず、「本当にありがとうございました。助かりました。誰も犬のことを頼む人がいなくて、困っていたんです」と大変喜んでいる様子。これは、大丈夫だと一週間の不安が吹き飛んだ瞬間でした。


「よかった。よかった。」本当に喜んでくれて。この瞬間が最高ですねー。


“世の中には、いろんな人がいるなー”




私たち便利屋の仕事について、これから様々な事例をご紹介しようと思っています!



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