今回の「虎と小鳥」は小劇場での観劇と、演出家へのインタビュー。

劇の内容が断片的過ぎて正直あまり面白くなかったのだけれど、作品を作り上げていく工程はどんな分野にせよ実験と即興とチームワークだな、と思った。
自分が作っているイベントも、おんなじ。

フランス語脳プロジェクト 読解編は今回が最終回だそうだ。

宿題でやった訳と、先生の解説・先生訳を見比べる。

時制に気をつけて訳したつもりだったのに、あちこち間違っていてがっくり。

長文を訳すのって難しい。フランス語で読めば内容はわかる。だけど、日本語に変換しようとすると途端に立ちはだかる文法構造、発想の違い。

それに、今回の宿題の文章は、物語の行く末をわかっていないと表現できないニュアンスが、先生訳では登場していたので困った。


今週の「虎と小鳥」は、ビデオ教材の主人公であるカミーユとアントワーヌ二人の音楽ユニット、TIPAのPV撮影風景。

音楽に関る仕事は自由がある、とPV製作を担当しているアーティストさんコンビ。

本当にそうね。
(私もアラブ音楽を聴いて、振付を作る。似てるかな。)

どんなPVができるのだろう。完成が楽しみ!!

そして読解編第17回は分詞構文と使役動詞がテーマ。

後半になればなるほど難しくなっていくという「星の王子さま」の文章は、難しいんだけど・・・・

もうなんだろう。涙が出るほど詩的で美しいのね。

ロマンチストだった父が、母と婚約したときに、「これを読みなさい」、と渡した本が「星の王子さま」で、だからどれほど素晴らしい物語だろう、と期待して読んでも、こどものころいまひとつピンとくるものがなかったし、正直眠たくなる本だった。

だけど、今はいいな、と思う。

原語で読むと、さらにそんな気がする。

先週は学習記録を更新できなかったので、まとめて2週分の学習記録です。

ちょっと気持ち面でつまづきがあって、ちゃんとやってたのにブログに書けず・・・

感想は、本当はやったその日にうちにつけちゃったほうがいいよね。
今となってはそのときに感じたこともうろ覚えで・・・

一つ、印象的だったのは、mademoiselle という言葉はもう「死語」なんだそう。

男性と違って、女性を未婚・既婚で分ける発想が時代遅れ、ということなんでしょうね。

とはいっても、私、大学で初めてフランス人の先生にmademoiselle って呼ばれてすっごく嬉しかったのよね。わ~!フランス語だ!!って。

読解編はますます難しくなっていく。

難しいんだけど、日本語に無い時制を多用するフランス語は、読んでいるとすごく立体的だな、って思うことがしばしば。ここ=現在、の立ち位置をずらして、そこから近くや、遠くを眺めて描写する、みたいな。