私は昨年転職して夜勤のある仕事をしています。


2月17日は夜勤だったため少し遅く起きて昼前ぐらいにレモンのいる部屋に行き、おやすみカバーを開けるとうつ伏せになって息絶えているレモンが目に飛び込んできました。


その瞬間世界が一変してしまい、慌ててレモンを手のひらに乗せましたが既にレモンの温もりを感じる事は出来ませんでした・・・


あまりにも突然の事で現実を受け止めきれなかったのですが、もう動かないレモンをカキカキしたり、匂いを嗅いでいると涙があふれてきました。 が、16時には仕事へ行かなければならず、全く頭が回らないながら残しておかないと後悔すると思いレモンの最後の姿を撮りました。





レモンが元気な時は漠然と虹の橋へ旅立ったらプランターに眠らせて春にレモンのような鮮やかな黄色の花を咲かせたいなと思っていましたが、仕事へ行く時間が迫ってくる中で火葬する事にして泣きながらペット霊園などを検索しました。


何軒か電話して翌日昼からに決定したのですが、料金や段取りを聞いている時は抑えられたのに名前を聞かれた時は不覚にも涙声になってしまいました。 41歳にもなる男が情けない話ですが、愛するレモンを突然亡くしたばかりですから仕方ないですよね・・・


こうして時間に追われながらレモンをティッシュやタオルで包み、連れ出して仕事に行きました。 一階のロッカーで待たせていたのでレモンとの最後の時間の過ごし方としては不満でしたが、身近に感じる事は出来ました。


そして無事に仕事が終わり、レモンとの別れが近づいてきました。


レモンのシードや止まり木などを買っていたのはJR天王寺駅の近くで、天王寺公園に野鳥や猫を撮りに行ったりしていました。 そしてレモンを火葬してもらう会社は天王寺公園の近くだったんです。


なので、葬儀社?に向かうまでにレモンを連れてシードを買っていた店に寄り、カバンの中で眠るレモンにセキセイインコの声を聞かせてやりました。 もうここでシードや止まり木を買う事もないかと思うと泣きそうになりましたがグッとこらえました。


その後天王寺公園に入り、レモンを連れてスズメやカモを少し撮ってレモンとの別れを迎えました。


私が頼んだ会社は天王寺でしたが、火葬場は堺市でした。 通常の段取りでは遺骨を持って帰る場合でも天王寺で待っているという事でしたが、私は自分で骨を拾って納得したいので事情を話して了承してもらい、火葬場まで一緒に行き自分でレモンの遺骨を拾いました。


$レモンが生きた証


$レモンが生きた証


火葬直前です。 綺麗な花もなく殺風景になってしまいましたが、いつもレモンが遊んでいるのを見守っていたキイロイトリに付き添ってもらいました。 このまま火葬するのではなく、箱の中だけを取り出したのですが、その時のスタッフの扱い方は事務的で少し残念というか寂しくなりましたね。 ペット葬儀社などについてはまた別の機会に触れたいと思います。


$レモンが生きた証


レモンの遺骨はあまりにも小さくてもろく、少なかったですが自分の指で出来るだけ多く拾いました。


$レモンが生きた証


火葬を終えて帰ってからすぐ画像を選び、プリントしてもらいました。 もう天に召されたコンビですが、レモンも見慣れたキイロイトリと一緒だったので安心してくれていたと信じたいです。



$レモンが生きた証


シードと水の配置はレモンが使っていた時と一緒です。 シードはたっぷりと、水はネクトンSなどを入れていませんが。


$レモンが生きた証


$レモンが生きた証


残されたキイロイトリも淋しそうに見えてしまいます。 今は祭壇代わりにこんな感じですが、49日まではこのままいこうと思っています。




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