しかしとにかくネイガウス宅には、数年にわたって世話になりました。とても寛大な人でしたから、生徒たちは突然押しかけていくこともできました。たとえ朝の四時であろうとです。夫人も同じく驚くべき人で、歓待してくれました。けっして眠らない人でした。真夜中に押しかけて行くと、彼女はお茶かワインを飲みました。誰かが来るのをとても喜びました。ネイガウスはこう言いました——— 「寝るところがない?それじゃ、ここにいなさい。」彼らは小さなアパルトマンに住んでいました。
ネイガウスの家では、私はピアノの下に寝ていたんです。


「リヒテル」

ブリューノ・モンサンジョン 

中地義和・鈴木圭介 訳 

筑摩書房



ピアノとの距離感がなんかソンジェを思い出させて、なんとなく引っ張ってみたくなった。



「密会」のソンジェロスから、ファッション王→六龍→オクチョンetc..とジプシーな生活が続いてる。


リアルタイムの放映時になんでアンテナ📡が向かなかったのか、と今更どうしようもない後悔してる。


私のフィルターには今が最適なんだと思う、作品も俳優ユ・アインも。